第141話

衝突の予感
11,440
2019/06/18 12:09





尾白くんと透さんと別れた後、常闇くんに何度も確認を取った。

それから分かった事。



私の右目は、どうやら普通の瞳に戻っているらしい。


(とは言っても、何があるかは怖いし、隠しておいて悪いことは無いよね。)


常闇くんと森の奥へと進みながら、白いうさぎの面を顔に持ってくる。
常闇 踏陰
それ、見えにくくないか?
あなた

うーん、どうだろう?まだ付けて戦った事ないからな〜…

常闇 踏陰
気をつけておいた方がいい、見えない視界からの攻撃は致命傷をお
『BoooooooooM!!!!』


大きな爆発音と爆風が私と常闇くんを包む。
あなた

っ、

常闇 踏陰
爆豪か
飛ばされそうになった私達は慌てて地面に伏せる。

顔をあげて周囲を見渡すが、勝己とペアの上鳴くんと三奈さんの姿は無い。
あなた

どういうこ

私の会話を遮るように、どこかから強い冷気を感じた。
あなた

もしかして…

なかなか引かない土煙の中、私は恐る恐る話し声が微かに聞こえる、前へと進んでいく。

すると、どんどん声が近くなって、誰の声かはっきり分かるようになった。
障子 目蔵
どうする、轟。爆豪はこのままこっちに来そうだぞ。
轟 焦凍
あぁ、そうだな。でも、だいぶ人数も減ったし、あいつらとぶつかるのも仕方ねぇ事なのかもな。
「最後にぶつかるぐらいで良かったんだけどな」と、轟くんが零す。
あなた

…っ、、

勝己と三奈さん、上鳴くんがこちらに進軍中。
私の近距離に轟くんと障子くんペア。

(これって…)
常闇 踏陰
おい、まずいぞ。
あなた

うん、絶体絶命ですよ。

どうやら私達は、




これから2つのペアの衝突に巻き込まれてしまうようです。

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