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2019/12/12

第4話

序章💧君に聞いた物語*4(短め)
ゆっくりと、
彼女は鳥居に向かって屋上を歩いた。

雨をたっぷり浴びた夏の雑草を踏むたびに、
さくさくという柔らかい音と心地好い弾力がある。
雨のカーテンの向こうには、
いくつもの高層ビルが白くかすんで立っている。
どこかに巣があるのか、
小鳥のさえずりさえがあたりに満ちている。

そこにかすかに、まるで別の世界から聞こえてくるような
山手線の遠い音が混じっている。

傘を地面に置いた。
雨の冷たさが彼女の滑らかな頬を撫でる。

鳥居の奥には小さな石の祠があり、
その周囲には紫色の小さな花が茂っていた。
そこに埋もれるように、誰が置いたのか盆飾りの精霊馬が二体あった。
竹ひごを刺したキュウリとナスの馬だ。

ほとんど無意識のうちに彼女は手を合わせた。

そして強く願う。

雨が止みますように。

ゆっくりと目を閉じ、願いながら鳥居をくぐる。

お母さんが目を覚まして、

青空の下を一緒に歩けますように。
____________________________
はい、ここまで読んでいただきありがとうございます。
シルマサ推しの作者
シルマサ推しの作者
ここで、作者入りますw
今までのが長めで書いていて。
1000文字程度だったんですが、
今回は、500文字程度で書かせていただきました!!

ここで、皆さんにどつちの方が見やすいか
コメントしていただきたいと思います!!
それで、1000文字で1話書くか500文字で1話書くか決めたいと思います。

しめきりは、明日の夕方6時30分です。
よろしくお願いします。