第5話

地獄の日々
17
2021/05/06 10:10
るり
るり
私、はやとくんのこと好きじゃなくなった。
最低だが、私はみおもはやとくんのことがすきと疑っていた。
もしそうだったらを考えて、私はみおに嘘をつくことにした。

しかし、さすが親友。
私がまだはやとくんのことが好きと感じていたのだろう。


それからのみおのはやとくんに好かれているアピールは物凄かった。


_二回目の席替え終了後_
席はこんな感じになった。

     1|2  3|5  0|12

     2|4  4|3  み|7

     8|1  9|6  13|8

     10|9 る|10  5|は

     14|13
私ははやとくんと横になれず、悲しみに落ちていた。


だが、その傷をえぐることをみおが話してきた。


みお
みお
ねえ。はやとくんって7番の席に行きたかったらしいよ?
みお
みお
もしかしてさ、その隣の女子のことが好きな人やからちゃう?
るり
るり
そうかもね!!
隣の女子誰やろー???
みお
みお
私やで!
...はい? 
なぜこの子はわざわざ私に言ってきたのだろうか?
るり
るり
そうなんやー
私は怒りが収まらなかった。
みおとは適当な理由をつけて別れた。
一緒にいたくなかったからだ。






私ははやとくんを嫌いになりたかった。
どうせ実らない恋を想い続け、これ以上苦しい思いをしたくなかったからだ。

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