あの日からみおは私を避けている。
顔に出ていたのだろうか...?
_ある日の給食_
私と仲良い子が給食当番だったので、手伝おうとした。
しかしそこにはみおがいた。
いや、君には言ってないよ。
しかし他の友達には
はい?君今できるって言ったよね?
しかもみおは私と仲のいい子だけを誘うんだ。
どれだけ私をひとりぼっちにさせたいの?
このままでは女子の友達とどれだけ話しても取られてしまうと考え、仲の良い男子と話していた。
すると、どういうことだ。
......ん?
そうお察しの通り。
男子と話すとこっちに入ってくるのだ。
なぜこの人は私の居場所を奪っていくのだろうか?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!