第2話

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2019/09/08 23:09





友達も昔から少なくて、



「あなたちゃんの得意なことって、何??」



そう聞かれても答えられなかった.








どこに居ても空気のような私が居なくなったら、悲しんでくれる人は居るのだろうか...











ある時思い立って、
中学生の頃、母親に聞いたことがある.






“ねぇ、お母さん.私を産んで良かったと思う??”






何も答えてくれなかった...












その時から、


いつも優しかった母親の態度が変わってしまった。












高校からは、変わりたい.



そう思って、
色々な人に話しかけて...沢山友達が出来た.



すごく嬉しくて、優越感でいっぱいだった...















でも...




「あなたって使えるよねぇ...」
「それなぁ!!パシり?みたいなw」
「そうそう、オレらのこと信じちゃってさ」
「イマドキあーいう純粋ぶってるの痛いよね」
「ちょ、言い過ぎぃw」









あれ、友達ってなんだっけ...




ものを貸したり、親切にしたり...やなことも多少は我慢して...そういうものじゃ、ないんだっけ??









ちゃんとした友達のあり方が分からない私には、







目の前で言われている事が何なのかすら、呑み込むのに時間が掛かった...








何をやってもダメなのかな...







今まで積み上げてきたものが全て崩れてしまったような気がして、


俯いていた自分の顔から、雫が落ちる.











やっぱりダメなのかな...











who?
そんなこと、ないよ.






声のする方へ、顔を上げると













そこには...___________







続く_☆*

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