第9話

青春っぽいの書きたかった【前編】
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2022/07/03 04:00
なつぴょん
それは絶対瀬戸が悪いだろw
瀬戸あさひ
えーそーかなー
なつぴょん
とぼけんなよw
瀬戸あさひ
wwwww
なつぴょん
…あ、瀬戸、あのさ
瀬戸あさひ
ん?どした?
なつぴょん
いや、何でもない、じゃ、また明日
瀬戸あさひ
ん、じゃーな











なつぴょん
(また言えなかったな)
      僕はずっと前から瀬戸に恋をしている
   男同士だからっていうこともあるけど、告白できない1番の理由は
      






        ″この関係を壊したくない″からだ






なつぴょん
(どうでもいいことで笑って、どうでもいい
ことで喧嘩して、それが一番幸せなんだよ)

もし振られたらもうああいう風に話せなくなるのかな…それは嫌だ



 それでも、あいつの1番近くにいたいと無意識に願ってしまう
【瀬戸あさひ視点】


  あいつの笑顔も涙も、1番近くて見ていたい

  そう思いはじめたのはいつからだっただろうか

幼稚園のころ、迷子になって泣いてたあいつ、”なつ”の手を握ってあげた。その時の安心しきったような笑顔に俺は初めて″恋″というものを知った
あの頃のあいつは家庭内が荒れてるってこともあり、よく一人でどこかに行くことが多かった
それを見つけて、話を聞いて、ちょっと遊んで一緒に帰る。それが俺にとって1番落ち着く時間であり、あいつにとっても安らぎの時間だった

【なつぴょん視点】
中学になると、部活や勉強に集中することで家のことを忘れることができた
どうしても辛い時や挫けそうになる時もあったけど、そういう時は決まって瀬戸がそばにいてくれた
いつもは無駄なことを言うくせに、そういう時だけは黙ってそばにいてくれる、そんなあいつに友情よりも特別な想いを持ち始めた



それを先輩ののっちさんに話したら
なかのっち
それって好きなんでしょ?瀬戸のこと
なつぴょん
え、好き…?
なかのっち
うん、例えば瀬戸が女子と仲良さそうに
してるのを見てモヤってしたりしない?
なつぴょん
…します…。
なかのっち
あとはもっと一緒にいたい、
あいつの特別な存在になりたい
とか
なつぴょん
…思います…。
なかのっち
じゃあ好きなんじゃん、それ
なつぴょん
…好き、なんですか、ね…
なかのっち
ww何度も言ってるじゃん
なつぴょん
っ、でも
なかのっち
あ、俺ハッチャンと帰る約束してたわ
じゃーねなつぴょん
        『頑張れ』
なつぴょん
え、ちょっとのっちさん!?
ガラガラガラ、ピシャッ









何度も好き、という気持ちを素直に伝えようとしたけれど、その度に「関係が壊れる」ことが怖くて何度も言うのを躊躇ってしまう
昨日だって、今日だって、言うタイミングはいくらでもあったはずだ
それに、瀬戸はちゃんと話を聞いてくれる、ちゃんと向き合ってくれる…
なつぴょん
(明日こそ瀬戸に言えたらいいな)
そう思いながら眠りについた
ナミ猫
ナミ猫
…急に分けたくなったので分けます!
中編も後編も…甘くはないとオモワレマス
なんでこんな…感じに書いたんですかね()
まぁ、過去のことなので、次からは普通になります!
時間がある方は見てってください!
ナミ猫
ナミ猫
それでは!