〜 亮太side 〜
客足が増え、厨房に戻る。
昨日のは正直ムカついた。
また俺がポチの事を好きになる…か。
つまり、蓮は遠回しに信用出来ないと言ってきた訳だ。
亮太、注文。
ん、…チュ
伝票を持ってきた蓮の腕を引っ張って、キスをする。
んッ…おい!/////
好きだ。
も、もう分かったから、///
だからこうして、昨日から分かりやすいように
俺が好きなのは蓮だと、ストレートに好きを伝えて
安心させてやろうとしているのに、蓮は相変わらず
ポチへ敵対心を持っている。
もう口で言ってやろうかと思ったけど、
毎回顔を赤くさせる蓮の反応を
見るのが楽しくなってきてしまった。
蓮から甘えてこさせるのが1番いいが、
たまにはこうゆうのもありだな✨
頼まれたものを作って皿に盛る。
店長さん、運びますね!
あぁ、頼む。
店の時は中々蓮と絡む事が少ない。
忙しいが、退屈だ。
次はどう攻めるか…
ー
ーー
ーーー
ぎゅっと後ろから蓮に抱きついて、頭に顎を乗せる。
お前なぁッ…///
ん?
早く片付けてこいよ!///
もう終わった。
じゃあ手伝え!///
ふふッ、もうすぐ終わるから大丈夫だよ//
(店長さんの唐突なデレ期やばすぎ…//)
だ、そうだ。
ッ…いいから離せ!!///
仕方なく離すと蓮は逃げるようにどっか行った。
亮くん、どしたの
あぁ…蓮に全部話したら、あーなった、
なるほどね、だからそんなべたべたしてんだ
やめろその言い方
口で言えばいいじゃん
いや、楽しいんだ、
うわ……
はぁ…分かったよ、
亮太、今日行ってもええ?
だめッ…! (ムスッ)
あぁ、別に構わない
蓮の膨らんだ頬を掴む。
柔らかい。もちもちしてる。可愛い。可愛い。
んぁ、なゃにすんだゃ
そろそろ分かるだろ
なゃにが!てか、はなゃへよ!
蓮が俺の手を払い除ける。
ポチの事好きだったのは前の話。
え、
えぇぇぇ!?!?/////
(初耳です、知らないです、え、え!?)
うんうん。
だから、
最後まで聞け。俺が好きなのはお前だ。
昨日から何回も言ってるだろ、
ッ…//
ポチに気持ちが戻るとか、そうゆうのねぇから。いつまでポチにその態度でいるんだ、蓮。
ほんとn((///
イラッ)そんなに俺を信用出来ねぇか、
蓮の顎をクイッとあげて、目を合わす。
出来る…////
蓮、誰も亮くんとらないから安心しな笑
ッ〜♡////
(だからあんなに雅さんに当たりきつかったの蓮くん!///もしかして独占欲強い!?あぁぁ顎クイとか店長さぁぁん♡)
亮太俺の事好きやったん!?いつから!?
ッ…
ッ!? そうですよ!店長さん詳しk((
亮太は俺の事が好きなの!!!
ッ……ふはッ、
ぽんぽんと蓮の頭を撫でる。
ッ〜♡♡////
(そうだよね、恋人の元好きな人の話とか聞きたくないよね、ごめんね蓮くん、そんなあからさまに嫉妬されたら心臓に悪いぃぃ♡)
蓮くん、また俺に嫉妬したんかぁ、♡
ッ…違ッ…もぉ、お前ら早く帰れよ!//////
あははッ、そうね、
よっしゃ、蓮くん家帰って俺とゲームしよ
する!✨
ぁ、片付け終わったので、失礼します
あぁ、お疲れ様
藍莉ちゃん一緒に帰ろ、
はい!(ニコッ)
ー
ーー
ーーー
〜 蓮side 〜
うわッ…なにその攻撃!反則!
反則ちゃうわ!俺の必殺技や✨
蓮くんも出来るはずやで、
え!教えて✨
ははッ、ええよ〜
おい、飯出来たぞ。
ほな、教えるのは後でやな〜
うん!
ポチくんいい人だ…✨
久しぶりの亮太の飯や〜♡
いただきまーす!
いただきます、
どうぞ、
もぐもぐ
亮太が鬱陶しく絡んでくる事もなくなったし、
ポチくんにとられる心配もなくなったし、
へへ…亮太が俺の事が好きで仕方がないって言った…♡//
どうした、蓮。そんなにやにやして、
ッ…ぉ、美味しいから…///
そ、(ニコッ)
いいねして作者を応援しましょう!
この小説を読んだ方は、こちらの小説も読んでいます
- 恋愛
″ 卒 業 ″するまで双子の束縛から逃れられません_ _ _?!♡
「卒業するまでは俺らのお願い、ずーっと聞いてもらうから♡」 「…………は?」
favorite 523grade 704update 2024/04/08 - 青春・学園
ぶりっ子のフリっておもろくね?
『及川さぁぁん♡かっこいいですぅ♡』 (女にキャーキャー言われてっからって調子こいてんじゃねぇぞゴラ!) 『キャー!岩泉先輩ナイスキー♡』 (うぉぉ!!今のすげぇ!!) 『国見くんサボっちゃ、めっ!だよ!』 (センター分けの癖にサボんな) この小説の参考等は受け付けておりません。ご了承ください
favorite 307,980grade 15,938update 2024/03/30 - ノンジャンル
新人ライバーはてぇてぇようで
表紙はさくしゃ2様のイラストをお借りしています ※nmmn注意 ※御本人様との関係全く無し ※めちゃくそキャラ崩壊注意 ※口調等曖昧な可能性有り ※男受け、🔞表現注意 『 お前らこういうのが見てぇんだろ ~?ww』 「「「 あの新人イカレてやがる !!!!!!!!!! 」」」
favorite 111,879grade 5,653update 2024/03/29 - 恋愛
ただ、貴方の背中だけを……
中学で観た兄の試合で、忘れられない人と出会った__。 振り向いてほしい。 悲しませたくない。 応えたい。 でもどうしようもなく、好き。 行き交う“好き”のキモチ。 貴女が最後に選ぶのは、変わらず彼……? それとも……。 甘酸っぱい、切ない、恋の行方____。 ✑☁︎︎序章編..2話~340話 ✑☁︎︎本編編..344話~764話 ✑☁︎︎最終章編..766話~ ・ ・ ・ ※落ち不明 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー✁キリトリ✁ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー こんな事あらすじに書きたくないけど、パクリなどは絶対にやめてください。
favorite 568,878grade 15,905update 5日前 - 恋愛
社会人が年下大学生に″監 禁″される_ _ _♡
問.僕はいつになったら俊から逃げ出せるでしょうか? 答.逃げられません ※注意書きは一番最初のお話にあります。いきなり1話や2話ん見て地雷があった、なんて言われても知りません
favorite 1,267grade 1,158update 2024/04/13
が好きなあなたにおすすめの小説
コンテスト受賞作品
もっと見るmeiyoオーディオドラマ&主題歌 原案コラボコンテスト
公式TikTokの注目動画
もっと見るチャレンジ小説
もっと見る- 青春・学園
夢主の親友ポジになったので全力で作品を盛り上げたいと思う
今世がまさかの(ある意味)王道夢小説の世界だったけど夢女子の一人として不満が満載なので総力を尽くして作品を盛り上げたいと思います 「夢主また屋上でボカロ歌ってんな」 ______ ある日、前世の記憶(限界夢女子時代)が蘇った主人公『親友』。そんな彼女が生活する今世はかつて自分が好きだった作品の"夢小説"の世界だった。 この世界を読んだ人が楽しめるよう盛り上げるべく立ち上がる親友。 夢小説あるあるな展開を作り上げたり、キャラクター達の口調を正したり、時には推しを眺めたりして、今日も彼女は夢主の隣で暗躍していた。 今日も波瀾万丈な夢小説生活が始まる。 ※この作品は、夢小説や夢小説作家の方々を批判するものではありません すでに投稿した文章を時折修正する可能性がございますが、内容には支障をきたさないようなるだけ注意させていただきます 夢小説あるあるをコメントしていただけるとありがたいです 作品内で使わせて頂く可能性があります 表紙は自作です
- ノンジャンル
「百花繚乱」と私。〜悪の組織と秘密の任務〜
━━「百花繚乱」って知ってる? ──え、あの都市伝説って言われている? ━━そう、悪の組織から私たちを守ってくれるっていう組織 ごく普通の高校生、楠若葉。ある日、都市伝説とも言われている「百花繚乱」のリーダーからスカウトを受けて────!? これは、私達が悪の組織に立ち向かう物語。 表紙画像 菜月様 https://mobile.twitter.com/0802_na_ 2022/5/17 シルバーランク ありがとうございます! 2022/5/24 ゴールドランク ありがとうございます!
- ファンタジー
再会の約束
ある日いきなり部屋にイケメンが現れた! 誰このヒト!? なんであたしの部屋に!? ってかホントに人間か!? ――いったい彼は何者なの? 不思議だらけの状況だけれど、謎の青年と出逢ってしまったことで、あたしの胸に恋心が芽生えてしまう。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。