〜 蓮side 〜
膝の上で丸くなってるりんの頭を撫でる。
りんを下ろして、台所にいる亮太のとこに行き、
皿を運びながら亮太に説得を試みる。
お箸を取ってきて、お茶を注いでる亮太に渡す。
亮太が何かを思い出したのか、席から立ち上がり
鞄からりんの皿とキャットフードを出す。
ジャラジャラと、亮太が皿にキャットフードを出すと
りんが飛びついてくる。
と、亮太がりんの頭を撫でる。
違うだろ、俺としかしちゃダメだろッ!
亮太の腕を掴む。
亮太から離れて、席に座りご飯を食べる。
遅れて、亮太も席に座る。
手の甲で口元を拭く。
ガタッと席を立ち、亮太に嘘をついてその場を逃げる。
服…付いてないよな…、嘘だよな…、
服を掴んで伸ばして、確認すると何もついていない。
ふ、ほらな✨
じゃなくて…くそぉ…亮太のやつ俺で遊びやがって…///
なんか亮太にやり返したい…
俺ばっかこんな目にあってるじゃん!泣
なにか…亮太困らせれるの…亮太の弱点海しか知らねぇし…
あぁ…もう…どうすればいいんだよ 泣 ←
(どっかの曲にあったな、こんなセリフ…うん、忘れよう )
ー
ーー
ーーー
ご飯を食べ終え、お皿を下げる。
油断するな…お皿洗ってからだろうけど、亮太の事だかr((
や、やった…やらかした……警戒しすぎた…
またいじられる、もう無理だ俺…今日ダメだ…泣
ぁ、あれ?
亮太が何事もなく、お皿を洗っている。
聞こえてなかった、?✨ (喜びの舞)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。