首輪…、首輪…、あれ、鞄に入れてたはずなんだけどな…
か、買わなくて良かった…亮太怒らせるとこだった…←
じゃあ、あのお姉さん俺に嘘ついてたのか…、
んー…真っ白だから シロ …犬みたいだな…、
猫…キャット…にゃんにゃん…んん、
と、猫がカーテンの裏から出てきた。
前足を出してぐっと伸びをすると、ソファーに乗ってくる。
猫の頭を撫でて考える。
席に座り、ご飯を食べながら考える。
プリン…ハンバーグ…ゲーム…は名前にならねぇ、
組み合わせるか…俺と亮太組み合わせたいな…
蓮…れん…亮太…りょうた…
りょうた…れん…りょうれん……り…ん…
ガタッと、席を立ち猫のとこに行くと
と、猫が俺から逃げていく。
亮太と俺でリン✨
ちょっと女の子みたいだけど、こいつ可愛いからいいや。
ー*ーー*ーー*ーー*ーー*ーー*ーー*ーー*ーー*ー
それから日にちが過ぎて、リンもすっかりこの家に慣れた。
リンを捕まえて、運ぶ。
忘れてた、ほんとだ、
まだ亮太が俺に手出してきてない!
楽勝だと思ったのに…リンがいるからかな…
このままだと俺が負ける 泣
何かしないと…亮太がセックスしたくなるような…
ッ……そ、そんな恥ずかしい誘い俺出来ねぇ…////
でもやらないと負ける…///
風呂……風呂!!
と、リビングから出ていく。
あのまま入りたいって言えばよかった…///
俺のバカ…亮太があんな事言うからッ…//
くそぉ…亮太も警戒してるのか、どうしよう、
あぁぁ、今回俺が有利なのに、
勝ちたい、亮太とデート行したい、泣
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!