鍋に水入れて、材料切って、ルー入れるだけ。
簡単だったから出来るはず。
なんだっけこれ、とりあえず手丸めてやればいいんだろ?
トン……トン……と、材料を切っていく。
ふふッ、
(切るの慣れてないからかな、めっちゃ慎重に切ってる。一生懸命だ…可愛いぃ…♡)
ッ…
頑張って ♪
ッ…
その調子 ♪
もう、うるさい
ッ…ごめんなさい。
(うぅ、つい応援したくなる…)
俺が注意してから、藍莉は大人しくなったけど、
そ、そんなまじまじ見られたらやりにくい…
だって…心配で、心配で、
嬉しいけど、俺ちゃんと出来るから、
はーい…
(うわぁん…ママは心配です…←)
藍莉が離れたところから見守ってくれてる。
うん…まぁ…それくらいの距離なら出来る。
ー
ーー
ーーー
グツグツと煮詰まった鍋からはカレーの匂いがする。
ふぅ…出来たよ、
うん!お疲れ様(ニコッ)
(はぁ…蓮くんの手料理…もうほっぺた落ちそうだよ…うへぇ…♡←)
炊飯器からご飯をお皿に盛り、カレーをかけて、
スプーンと一緒にテーブルへと運び席に座る。
藍莉、そんだけで良かったの?
うん、ほんとはもっと食べたいけどママがもう作ってくれてるから、
ぁ…そっか…
いただきます!
スプーンで1口掬ってふー、ふー、と冷ますと口へ運ぶ。
ッ…
美味しぃ♡
(蓮くんの手料理…うぅ…カレーってこんなに美味しいんだ…(感動)しっかり噛み締めておかなければ…♡)
ほんと!?✨
うん!すっごく美味しい(ニコッ)
(じゃがいも溶けて小さくなってるとことかもう最高…蓮くん最高…♡)
やった、嬉しい…✨
後で亮太にLINEしよ、♪
亮太にも食べてもらいたかったな…、
へへッ、…ぱく。もぐもぐ…
どう?
んー…The、カレーって感じ。
ふふッ、そっか笑
藍莉のカレーも食べてみたかった…もぐもぐ
はぅ…今度作るね…♡////
(蓮きゅん…♡←)
ー
ーー
ーーー
じゃあ、そろそろ帰るね
(やだぁぁ帰りたくないよぉぉ泣)
うん、ありがとう
こちらこそ(ニコッ)
ぁ、明日も暇だから、
ぁ…明日は友達と遊ぶ約束しちゃった…お昼までならあいてるから、!!
ッ…いいの?
うん!お菓子持ってくるね(ニコッ)
うん!✨
ー
ーー
ーーー
20時か…ぁ、そうだ。
亮太にLINEしよ、
蓮 「 カレー作った 」
ッ…
すぐには返信来ないか、
風呂沸かしてこよ。
と、携帯を置いてリビングから出ようとした時、
プルルルルッ、プルルルルッ…と携帯が鳴った。
もしもしッ!✨
LINEじゃなくて電話してこい 声聞けねぇだろ
ふへへッ、♡
ふ、余ってんなら置いとけよ、帰ったら食う
分かった!
今日は何してたんだ、
ずっとゲームしてた、
そ。ちゃんと目休ませろよ、
分かってるって、ぁ、明日藍莉がお菓子持って来てくれるって
良かったな、
亮太は?
観光スポット回ったり、色々。
そっか、
お土産買って帰るな
うん!
寂しくて泣いてんのかと思ったわ、
は、!?全然寂しくねぇし///
俺は寂しいぞ、
ッ〜…♡///////
顔真っ赤
なッ…見えてねぇだろ///
見えてなくても分かる
ッ…し、仕方ねぇから明日も電話かけてやる///
ん。
じゃあなッ、バカ亮太、
ふ、早く寝ろよ。蓮、おやすみ。
うん。亮太、おやすみ!
プツンと通話が切れる。
ふふッ…♡
亮太の声聞けた、
亮太俺が居なくて寂しいんだ♡
早く帰ってくればいいのにバカだな ♪
お土産何かなぁ、クッキーとかお菓子かな、
早く帰ってこないかな…
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