ガチャ、と亮太が風呂から帰ってくる。
ソファーでゲームをしながら、平然を装う。
うししッ…早くテーブルに置いてるお茶飲まないかな ♪
亮太がドアからそのままソファーに座る。
亮太がテーブルから俺のコップをとってくる。
まだ…、まだ、待とう。大丈夫、寝るまでまだ時間ある。
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ーー
ーーー
亮太がテーブルからコップを取る。
やべ、見すぎた。
慌てて目線を逸らしてゲームに戻る。
嫌だ、飲みたくない、だってそれ
亮太からコップを受け取る。
ど、どうしよう…どうしよう…、
媚薬入れたのに、俺の作戦が…これじゃ自爆じゃん…泣
と、亮太にコップを差し出す。
無理、無理、無理……泣
半分こ…そ、それなら亮太も媚薬効くかな、
亮太俺に手出してくれるかな、
グイッと、亮太がコップを抑える。
と、亮太が俺のコップに入ってたお茶を飲み干す。
やばいやばいやばい…媚薬飲んじゃった…泣
これじゃ、俺がエロくなっちゃう、泣
亮太が何事もなく、2つのコップを置くと隣に座る。
と、トイレ、
ソファーから立ち上がると、ガシッと腕を掴まれる。
グイッと、引っ張られ亮太の膝に座らされる。
亮太の肩を押して離れようとするが、
亮太が両手で俺の頬を掴んで離さなかった。
あぁ…やばい…逃げられない、!
ぎゅっと、亮太が俺を抱きしめる。
あ…なんか身体熱くなってきた気がする…泣
ちょっと多めにいれちゃった 泣
やだ…俺はエロくならなくていいのにッ…
なんでこんな時に甘えてくんだよ!ふざけんな!///
失敗した…亮太が飲むはずだったのに、泣
ッ…服脱ぎたい…、亮太が抱きついてて余計熱い…////
亮太が首元の汗を手で拭き取る。
無理、無理…早く楽になりたい…苦しい…///
俺のモノに手を持っていこうとすると、亮太に止められる。
足りない、全然足りない…///
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!