日曜日、
今日は向井くんと二人きりだから、いつもよりオシャレだと思う服装で、駅に向かう。

向井くんの駅で、降りる。

彼の声がした。

やばい。私服、可愛い。

オレンジのパーカーがものすごい似合っていて、思わず見とれた笑

え、待ってそれはやばい。

電車に乗って移動する。
めめって、ラウールにしか呼ばれたことないよ？
まじで慣れない。


でも、嬉しい…。

着いたのは公園みたいな所。

言われるがままに、座る。

ｶｼｬ

その後も色んな所で写真を撮った。
ショッピングモールについて、昼食を食べる。

子供みたいに目を輝かせる向井くん。
ほんと、可愛い。俺の物にしたい

フォークに絡めたパスタを、俺の目の前に差し出す向井くん。

こ、これを食べろと！？

そんな意味も込めて、向井くんを見ると、頷きながら笑ってた。

思い切って、食べた。

美味しい。ミートソースの味が口の中に広がる。

！！　　　


向井くんが突然そんな事を言う。
なんか、恥ずかしくなって思わず下を向く。
向井くんと恋人に、なれたらいいのに。

告白された事もないよ(笑)

女子だったら。

その言葉が心に引っかかる。
やっぱり男は無理なのかなぁ…。

昼食を食べて、向井くんとショッピングモールの中を歩く。

向井くんが指差したのは、ゲームセンター。
俺も入る。

向井くんの目線の先には、可愛い犬のぬいぐるみがあった。

そう言って、ゲーム機に近づく向井くん

なんて言いながら、やり続けること7回目、
やっと取れた。

と聞かれ、周りを見渡すと、近くにあった恐竜のマスコットが目に止まった。

集中して、アームの操作を行う。
5回目、アームがしっかりとぬいぐるみを掴んで、GET！！

〜〜ここからは向井 sideになります〜〜

（Mukai）

ショッピングモールを出て、海に向かう。
夕日も出てきて、目の前の景色は最高やった。

めめってよんでんの、ラウール君だけやから、なんか羨ましかったんよねぇ(笑)

海の写真を撮る。夕日もキレイや。

数枚写真を撮って、めめと海の水をかけあう(笑)
あ、ちなみにカメラは防水やから大丈夫やでw

夕日が沈む頃、俺らは駅に向かった。

俺の駅までは結構遠い。
さっきまで喋ってたんやけど、めめが寝ちゃった

めめの頭が傾いて、俺の肩につきそうになってる。

ツヤツヤの髪の毛、赤い唇、白い肌。
ホンマにきれいな顔立ちしてんなぁ(笑)
思わず観察してしまう笑

もう少しで俺の駅。

まだ眠そう(笑)

髪をかきあげてこっちを見ためめ。
一瞬ドキッとしてしまった。

なんかお互いの距離が近くなったような気がして嬉しかった。





その夜…



「今日は楽しかったです！
また遊んでくださいね(^_^)v」

めめからLINEが来てて、

「こちらこそありがとう！
めめ、おやすみ🌙」

「めめ呼び気に入りました」

やって。これ見て一人でニヤけてたんは内緒(笑)