ﾊﾟﾁ

目を開ければ、見覚えのある木の素材で出来ている。天井。

ここは…

しのぶちゃん？

という事は、ここは蝶屋敷か。

上手く声が出せない。

そんなに目を覚まさなかったのか。

雄英生は無事…

ｶﾞﾊﾞｯ！

ｽﾞｷﾝｽﾞｷﾝｽﾞｷﾝｽﾞｷﾝ

つまり、捕まってないのか。

クソが…

まだ、全員捕まらなかっただけまし…か

体が重い…

しのぶちゃん。目が笑ってない。

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ…

これからどうしよう。

確か、もうすぐ雄英体育祭だよね。

私それまでに体力全部戻るかな〜？

そんな事を考えていれば。

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ!!!!!

うわぁ〜やばい音が近づいてるよ〜

ﾊﾞﾝ!!!!!

ドア壊れるんじゃね？

やっぱり、怒るよね((￣▽￣;;)ｱ､ﾊﾊﾊﾊ…

そこからは、皆さんが考えるとおり凄い心配されて、大変でした

大変だったけど、皆の温もりを感じられて嬉しかった。それほど、私を思ってくれて嬉しかった。

でも、なるべく心配させないようにしないと。それには、もっともっと強くならないと。

時刻は夕方…

オレンジ色の光が、私を包んでくれる。

私はずっとベットの中にいた。

本来ならば、体を動かしたいが、しのぶから「激しい動きをするのは禁止です！勿論鍛錬も！とりあえず、今日はベットで安静に！もしベットから出たら…分かりますよね(*^^*)」と軽く脅された。

うぅ…動きたい！体がムズムズする！

するとまた、

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ!!!!!!!!!!

う〜ん。今度は誰だ？

ﾊﾞﾝ!!!!!

その後、1-A組の皆はしのぶちゃんにこっぴどく、怒られました(*^^*)

ﾊﾟﾀﾝ

しのぶちゃんの黒い笑だけで恐怖だからね〜

あちゃーグロいところ見せちゃったな〜

まぁ、確かにそんな小さい頃から鍛錬する人なんて早々いないよね。

私だってこんな早く鍛錬するなんて思わなかった。

next．*'❀