(side夜久)
お前等何してんだよ
そこには血塗れの紫織の姿があった。
あ、バレー部の…
紫織を離せよ
あ、あの、勘違いしてる様ですけど、こいつが仕掛けてk…
言い訳なんか聞きたくねぇ…!お前等は紫織を離してさっさとこの場から消えろ!
そう言うとアイツらは苦いもんでも食ったような顔をして去った。
紫織!おい!紫織!
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。