ハイカラスクエアでいきなりタコが歩いていたら、どんな視線で見られるのだろう。
本人は気にしていそうだから、触れるのはやめておこう。
解散後、8号に呼び出された。
8号くんってこんな情熱的なんだ...
しかたない、
もうこれ以降しばらく本気だすことないだろうから、
戦う。
でも場所どうしよう。
プラベだとタコってことがバレてしまう。
どうしよう...。
あ...
まあ自分からだからいっか。
8号くんって勇気あるなあ。
私の予想と反する8号くんにひかれはじめたのはここからかもしれない。
そして、ロビー到着。
運良く人が少なかった。
場所は...
Bバスパークにでもしておくか。
8号くんは正直強いと思う。
でも私は2年、練習を頑張った。
この強さはそこからだ。
絶対負けない。
ーBバスパークにてー
そしてバトル開始。
(戦いの場面なのでナレーション多くなります)
私はいつものルートから攻める。
Bバスパークは私の大好きな場所だ!
あともうひとつ、好きな場所があるが...
とにかく、慣れているから私は充分強い。
1分経過すると、やっと私に向かって打ってきた。得意のライジンステップできりかえす。すかさず発射。
あっけなく8号くんやられた。
最終的に、8号は私に一切触れられず、私は10キルもできた。
8号くんの熱意で、私はやる気がみなぎった。
私だって、負けてられない。
こうして、私は8号くんを鍛えることになった。
2人はいいライバル関係になっていくが、
同時に、異なる気持ちも募っていった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。