ヨジャ「グクくぅーん!ちょっといい?」
🐰「はい」
ヨジャ「こっち来てっ!」
そう言って連れてこられた、廊下
🐰「休憩したいので、手短にお願いします」
ヨジャ「あの、ね?ジョングクくんっ!」
あ、やばい次の展開わかった俺
上目遣いキモイよこの人
あなたの方がよっぽど自然で上手だ
ヨジャ「わたしぃ、グクくんのこと好きっ!付き合ってくださいっ!」
🐰「ごめんなさい(即)」
……
そっか、そうだよねぇって言いながら胸を押し付けてくるんだがコイツ
やばい、
吐き気してきた
🐰「あの、俺行きますね」
そう言って去ったんだけと
そのヨジャ
次の日も
そのまた次の日も
ずっーと話しかけてくるのだ
くそビッチが、胸を押し付けんな!俺はあなたがいい←
ヨジャ「ねぇ、聞いてるぅ?グクくぅーん?」
🐰「やめてもらえますか?」
🐰「俺彼女いるんで、そいつ以外と話す暇ないんで」
🐰「必要最低限話さないでもらえます?」
はぁ、やっと言えた
なんか周りのダンスサークルの人達みんなが
冷やかしてきた
(σ´³`)σヒュ〜♪
とか
その日からそのヨジャさんは話しかけてこなくなったんだ
きっと、ジミニヒョンに振られて俺のとこに来たんだろう
問題はこの次の日だった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。