第2話

王子様との出会い
やっと学校おわだー!!!!!!!!!
まぢ疲れた。
清本瑠璃
清本瑠璃
ただいまー

パソコン、パソコン!
うん?!

パソコンを開くとあのお気に入りの本の始まりの国のさいごの物語、最終巻が、目に飛び込んできた。そこの、題名をみたら、なんと…


検閲対象図書に指定されていた。

清本瑠璃
清本瑠璃
ヤバイ!明日、郁と一緒に本屋行かないと!
郁の大好きな司馬遼太郎のほんも、検閲対象ジャンーーーー!!!
次の日放課後

郁と一緒に本屋ヘ直行!!
笠原郁
笠原郁
ヤッター\(^o^)/まだあるこの本!!
瑠璃の本もあるよー、
清本瑠璃
清本瑠璃
えー、まぢたのしみ!
その本を手にとったとき…
良化特務機関
良化特務機関
良化特務機関だ。
良化法第三十条に基づき検閲行為を執行する!
なんでこんなときに…
清本瑠璃
清本瑠璃
郁本とって、隠せばバレない
笠原郁
笠原郁
でもそんなことしたら大変なことになるよ
清本瑠璃
清本瑠璃
大丈夫大丈夫バレないバレない
バックの裏に隠した。何とか大丈夫かと思ったら
良化特務機関
良化特務機関
何を隠している!
怖い率直に思った

でも、その時、私の、負けず嫌いの気持ちが、燃えた
清本瑠璃
清本瑠璃
何すんのよ!離して!
笠原郁
笠原郁
瑠璃!辞めて!
良化特務機関
良化特務機関
おい! 早く離せ!それとも、万引きの現行犯で、警察いくか?!
私は、店長の方を見た。そしたら、目が合って、ゆっくり首を横に振った。


分かってくれている!
そう思い、勇気もって、良化法隊員の持っている本を、もぎ取ろうとした。
清本瑠璃
清本瑠璃
行きます。この本と一緒に!
突き飛ばされた、転ぶと思った瞬間、肩でなんだか、力強い手に支えられた。
その人は、肩を
トントンとたたき、何やら、手帳を見せながら、いった
王子様
王子様
こちらは、関東図書隊だ。それらの書籍を図書館法第三十条に基づき、三等図書正の執行権限をもって、見計らい図書にすることを宣言する!
これを見たとき、正義の味方だなぁって、思った。
良化特務機関
良化特務機関
ちぇっ!引き上げるぞ
王子様
王子様
君大丈夫かい?
君のおかげでこの本は焼かれずに済んだ。
そう言って、頭を撫でて、言ってしまった。
その背中が、とても大きく見えた。

会計の時、店員さんに、
「破れていますが、取り替えますか?」
といわれたが、断った。

何故なら、自分が、守った本だもの。
て言うか、郁は?


外に、出ると、
笠原郁
笠原郁
あっ、ゴメン🙏
怖くて途中。そっと抜け出しちゃったw
清本瑠璃
清本瑠璃
えっ、たすけてもらったところみた?
笠原郁
笠原郁
えっ(;゚ロ゚)、そうなの?見てないー。だれに、たすけてもらった?イケメン??
相変わらずの郁だ。
清本瑠璃
清本瑠璃
もう教えない!
笠原郁
笠原郁
えっ、お願い!てめぇ
聞いてんのか!
という郁をほったらかし、あの図書隊員さんを思い出し、にやける瑠璃であった。

でも、その後結局郁に押され、とうとう言ってしまった。

ここから、郁と私の、図書隊に入隊のゆめは、始まった。


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