莉緒「ねえあなた」
『ん ?りおお 、どうしたの ?』
莉緒「自分の番組 、持ってみない ?」
『わ 、私の番組 !?!?』
莉緒「実は日テレからオファーが来てるの
あなたはJr.と仲いいから 、Jr.を紹介する番組をやらないかって」
『わお 、めっちゃ楽しそうじゃん』
莉緒「で 、最後にステージをやるの
どう 、あなたやってみない?」
『やりたい !やらせて !!』
莉緒「言うと思った 笑 、日テレに伝えとくね」
『よっしゃ 、めっちゃ楽しみ』
莉緒「ふふ 、」
『やばい !打ち合わせ遅れる !!』
莉緒「あなたがのんびりしてるからだよ !!」
『ごめ〜ん !!!!ほんとにまじごめん !!!』
莉緒「許さないから」
『え 、ひどい !』←
莉緒「はあ !?」
『すいません !遅れました !!(ガチャッ』
莉緒「ほんとにすいません !」
P「大丈夫ですよ 、お座りください」
↑プロデューサー
『ありがとうございます』
P「そちらが番組の資料です」
『わかりました』
ザッと目を通す 。
番組名は「Jr.の国のAlice」らしい 。
たぶん私の名字 、有栖にかけたんだと思う 笑
なんか笑える 笑笑(
P「この番組は 、毎週土曜日の10時から放送する予定です」
『え 、土曜日ですか !?ありがとうございます !』
まさか土曜日の夜なんて 、やばいじゃん 。
私もすごくなったねぇ ………((
さて 、打ち合わせに戻りましょ 。
P「内容はですね ………… 」
『あー疲れた !』
莉緒「ちょっと !そんなこと言わないの !!」
『うそうそ 、冗談だから 笑』
莉緒「もう …… 」
『ふふ 、りおおめっちゃおもしろ〜い !!』
莉緒「ちょっと 、ばかにしないでよ !!」
『あははっ 笑笑』
莉緒「 ……… こういうとこが子供っぽいんだから」
『初回は2時間スペシャルか …… だれ呼ぼう』
大昇「有栖ちゃん 、なに見てんの ?」
『あ 、大昇 。私の番組の企画書だよ』
大昇「え 、有栖ちゃんの !?ばりすごいね !!!」
『JKかよ 笑』
大昇「いやいや 、DKです 笑」
龍我「2人ともなに話してるの〜 ?」
大昇「有栖ちゃんの番組の話 !すごくない ?」
龍我「え 、すっごい !!!」
『ありがとう 、でも初回のゲストが誰がいいのか悩んでて ……… 』
あ 、
『そうだ !B少年呼べばいいんだ !!』
龍我「え 、俺ら ?」
大昇「まじ ??」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!