第44話

医師の道へ
2,675
2018/10/13 10:52
____3年後____


『あと半月もない 、、、』


私が事務所やめるまで 、残り2週間 。


私は無事首位で東大の試験に合格 。


医師の道を進むこととなった 。


『はぁ 、、、』


飛貴「( がちゃっ )あなたちゃん !おはよ !」


『飛貴 、おはよ』


もちろん飛貴に気持ちは伝えてない 。


言ったって 、意味ないし 。


もうやめるんだから 。


飛貴「 …… あなたちゃん 、」


『あ 、なに ?』


飛貴「なんでそんな顔するの ?悲しそうな顔」


『え ……… ?』


飛貴「今すぐに泣いちゃいそうな顔してたよ」


眉を下げて 、心配そうな目で見てくる飛貴 。


この瞳で何人ものファンを落としてるんだろうな 。


『大丈夫 、気にしないで』


飛貴「そっか 、」


そう思えば思うほど 、切なくなる 。









雄登「あなた 、ほんとにやめんの ?」


大学生になって 、前よりずっと大人っぽくなった雄登が私に問いかける 。


『そうだけど』


雄登「 ………… 少しは素直になれば」


『うるさい』


雄登「ほんとツンデレだわ」


『は ?』


雄登「はいはい 、すいませんね 笑」


私のこと絶対なめてる 。


だけど私のことをなんでも知ってる雄登こそ1番の理解者なんだ 。


もちろん告白の件はもう解決してます 笑( )


雄登「てか 、飛貴には言わないの ?」


『言わない 。飛貴なら私がいなくても大丈夫』


雄登「そうじゃなくて 、あなたが」


『え ?』


雄登「それでほんとにいいの ?後悔しない ?」


『 ………… 後悔なんて 、しない』


絶対 、絶対しない 。


雄登「わかった 。あなたがやめたら俺から言う」


『頼んだからね 、雄登』


雄登「あと 、" あれ " もでしょ ?」


『うん』


雄登「大丈夫 、俺に任せとけ( ぽんぽん )」


雄登は私の頭を軽く撫でて 、去っていった 。


『はぁ 、、、』

プリ小説オーディオドラマ