『っ …………』
歩いた時に痛む足首 。
これが2週間も続くのかと思うと嫌 。
移動に時間がかかる 。
今日はキンプリのライブを見に行く 。
会場は横アリ 。
結構家と近いから丁度いい 。
深めに帽子をかぶって 、髪を下ろす 。
こうすれば 、横から見てもあまり顔を見られない 。
…………… はずなんだけど 。
ファン「あのっ !有栖あなたちゃん 、ですよね ?」
なんでばれるんだよべいべー()
『あ 、はい !』
一応帽子脱いどこ 。(
ファン「わあああ 、やっぱり !!」
ファン「私たち 、自担があなたちゃんなんです !」
ファン「だから 、あの 、握手してもらっても …… 」
『全然いいですよ !』
やっぱファンは大事だよねうん 。((
ファン「ほんとにありがとうございます !!!!」
ファン「最高です !幸せです !!」
『こちらこそありがとう(ニコッ
あ 、もしかしてキンプリのライブ行くの ?』
ファン「そうです !!」
『じゃあ 、たくさん応援してあげてね!』
ファン「はい !」
『じゃあね〜〜 !!』
…………… ふう 。(
とりあえず 、一件落着 。((
ん ?
私の自担はだれって ??(きいてねえよ
それはですね 。
『あ 、廉〜〜〜 ♡♡♡♡♡』
はい廉です 。(
あのソフトな関西弁が好きなんですよ ♡♡♡
____MC____
優太「なあなあ 、あそこにあなたいる !」
紫耀「あなた〜〜 !!!」
おお 、あなたとは私のことか 。(
海人「あなたよ 、かもん !!」←
『はーい 笑笑』
「きゃあああああああ ♡♡♡」
『こんにちは !有栖あなたです !!(ピース』
「きゃあああああああ ♡♡♡」
勇太「歓声すごいな 笑笑」
『ふふ 、笑』
玄樹「あなた〜〜〜 ♡♡♡♡♡(ギュッ」
『暑苦しいですやめてください』←←
玄樹「も〜そんなこと言わないでよ !」
『はいはい』
廉「雑すぎやろ 笑笑」
『別にいいじゃん』
海人「てか 、あなたってほんとツンデレだよね 笑」
『え ?』
紫耀「まじそれな !笑
さっきまで『廉〜 ♡♡♡』って言ってたのに 笑笑」
玄樹「ツンデレあなた可愛い〜 ♡♡♡」
勇太「可愛い〜 ♡♡♡」
優太「可愛い〜〜 ♡♡♡♡♡」
『よし 、岸くんつぶすね(ニコッ』←
優太「ええ !?!?なんで俺だけ !?!?!?」
廉「あなた(手広」
『ん 、(ギュッ』
「きゃあああああああ ♡♡♡」
廉「ほんと可愛ええな」
『 ……… ありがと』
紫耀「いちゃいちゃは個別でお願いしまーす」←
玄樹「俺もあなたとぎゅーしたい !!」
勇太「玄樹 、俺としよ ?」
玄樹「やだ !あなたがいいの !!!」
勇太「(゚ロ゚)」←←
海人「どんまい 笑笑」
優太「どんまい !」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!