第22話

お家が豪華な女の子 。
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2018/09/18 08:33
『ひだ ……… ん ?』


飛貴「スースー …… 」


リビングには 、ソファにまるまって寝てる飛貴が 。


『ふふ 、笑』


疲れてたのかな 。


そっとブランケットをかけて 、寝かせてあげた 。


最近忙しいもんね 。


そのあいだに私はちょっとしたおやつを作る 。


雨が降って 、お昼食べれなかったからね 。









(( 飛貴side ))


『ん ……… 』


あなた「あ 、飛貴おはよ」


あれ 、俺寝ちゃってた ?


『いい匂い 、(クンクン』


あなた「クッキー作ったんだけど 、食べる ?」


『食べる食べる !!!』


あなた「はい 、」


『いただきます !(パクッ』


あなた「どう ?」


『おいひい !!』


あなた「よかった」


あなたちゃんもクッキーを手に取り 、食べた 。


『これ 、一生食べたい !!』


あなた「ふふ 、おおげさだよ 笑」


『ん〜〜 ♡♡♡』


あなた「あ 、もう4時だ」


『4時だとなんかあるの ?』


あなた「アリスのご飯の時間」


『アリス …… ってだれ ?』


あなた「まあ 、見に来ればわかるから」


歩いていくあなたちゃんについて行くと 、ひとつの部屋の前についた 。


あなた「アリス〜(ガチャッ」


「にゃあ !」


『あ 、猫ちゃん !!』


アリスって 、この猫ちゃんのことだったんだ 。


あなた「この子がマンチカンのアリスだよ」


『マンチカン ?』


あなた「猫の種類だよ 、マンチカンは足が短いの」


『へえ〜君は短足なんだね 笑』


あなた「ふはっ 、そんなこと言ったら可哀想じゃん」


『だって 、そうでしょ ?』


あなた「たしかにそうだけどさ 笑笑」


アリスちゃんが俺の顔を見て 、しっぽを揺らした 。


あなた「あ 、飛貴のこと気に入ったのかな ?」


『ほんと !?おいで 、アリスちゃん !』


「にゃ !」


アリスちゃんは 、俺 ……… じゃなくて 、あなたちゃんの腕に飛び込んだ 。


『ええ …… 』


あなた「はいはい 、ご飯ね」


「お腹がすいてたんだよ」とご飯をお皿に入れながら話すあなたちゃん 。


あなた「アリス 、お手」


あなたちゃんがそう言うと 、アリスちゃんは素直に手を上げた 。


あなた「うん 、よく出来ました」


「にゃあ(モグモグ」



『あーやっぱ可愛い』


あなた「だよね 、アリスすごい可愛いもん」


『ちがうよ 、あなたちゃんのこと』


あなた「え !?!?」


あなたちゃんはまさか自分だとは思っていなかったらしく 、驚いた表情で俺を見る 。


あなた「わ 、私 ?」


『そうだよ !あなたちゃんは可愛いもん !!』


あなた「そんなことないから !!」


『自覚なしはだめ !悪い男に捕まっちゃうよ !!』


あなた「だったら …… 飛貴が守ってよ」


『え ?』


あなた「そんなこと言うなら飛貴が私のこと守って」


『 …… わかった !任せて !!』


あなた「頼んだからね 、ボディーガードさん」

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