瑞稀「あなた 、起きて ！！」

『ん …… 』

涼「もうすぐエンディングだよ ！」

『え 、まじ ？ 笑笑』

瑞稀「ほら 、早く ！！！」

『はーい』

廉「最後はこの曲でお別れしましょう ！」

紫耀「有栖あなたと 、」

廉「岸優太で 、」

しょうれん「恋を知らない君へ 」

『嗚呼 あなただけは消えないで』

優太「戻れるなら あの夏へ …… 」

『青空を 見上げる僕は 手を伸ばす 意味を知らない』

優太「行き先なんて どこでもいいさ
空には届かないだろ」

『夏が舞う そんな匂いと 太陽をさがす向日葵』

優太「花火 仰ぐ その横顔
切り取って胸にしまっていた」

『「いつまでも僕らの未来はずっと」』

『続いてくと思ってた』

『「この悲しみも過ぎてくのかな」』

優太「共に過ごした夏がそっと」

『終わり告げるように』

『「嗚呼 あなただけは消えないで
夏の中へ連れてって
恋をした あの日のまま 抱き合えたら
嗚呼 行かないでと願うだけで
もう一度と願うだけで
こんなにも 痛いのなら
友達のままで よかったのに …… 」』

優太「嗚呼 あなただけは消えないで
夏の中へ連れてって」

『あの夏の あの日のまま』

『「笑いあえたら」』

『「嗚呼 行かないでと願うだけで
もう一度と願うだけで
こんなにも 痛いのなら
友達のままで よかったのに …… 」』

瑞稀「待って 、やばい （ｸﾞｽﾞｯ」

龍斗「え ！？ ええ ！？！？」

涼「ちょ、え ！？瑞稀 ！？！？」

優斗「ええええええええええ ！？！？！？
なんで泣いてんの ！？！？」

蒼弥「な 、なにかありました ！？」

瑞稀「あなたと岸くんの歌に感動して …… 」

『やった 。瑞稀 、ありがと』

優太「あざっす ！めっちゃあざっす ！！」←

瑞稀「 ……… 」

おお 、なんか急に無言になった 。（

瑞稀「ん 、（ｷﾞｭｯ」

『？ ？ ？』

涼「瑞稀にデレ期が来た 、笑」

直樹「あ 、有栖ちゃんに抱きついてる ！！」

龍我「俺の有栖ちゃんが ……… ！」←

『あーごめん 。私帰るから』

飛貴「あ 、俺も ！有栖ちゃんについてく ！！」

一世「俺も一緒に行きたいです ！」

『それはやめて（ﾀﾞｯｼｭ』

瑞稀から離れて 、逃げるようにそそくさと帰った 。

……… ですけどね 。

雄登「有栖 、」

『は ？』

なんでこいつがいるんだろうね 。（