岸くんとお蕎麦食べるの久しぶりかも 。
何気に楽しみだわ 笑
優太「あなた !」
『岸くん遅い』
優太「さっせん !まじさっせん !」←
『早く行こ !』
優太「お 、おうっ !」
『ん〜どれがいいかな〜 🎶』
優太「めっちゃご機嫌じゃん 。どうした ?」←
『岸くんと久しぶりにお蕎麦食べるなぁって
小3の時からいつも岸くんとお蕎麦だったから』
優太「あなたさ 、美味しい美味しいってめっちゃ食べてたから俺の財布がぎりぎりだったわ 笑」
『じゃあまたお財布ぎりぎりにしてもいい ?笑』
優太「え 、ちょ 、それはご勘弁を …… 」
『ふふ 、嘘だよ 笑 、店員さーん』
店員「はい 、」
『このカレー蕎麦ください !岸くんは ?』
優太「あ 、かき揚げ蕎麦で !」
店員「かしこまりました」
優太「てか 、変わらないよな 。カレー蕎麦頼むの」
『だって美味しいもん』
優太「ふはっ 、全然ブレねえ 笑」
『岸くんは ……… 老けたね』←
優太「いやそれはねえだろ !!まだ20代だから !」
『私からみたらおじさんだから』
優太「まあそうだけど !」←
『そこは認めるんだ』
優太「7歳の差はさすが埋められねえからな 笑」
『まあね 笑』
そんなこんなで話をしていると 、お蕎麦が運ばれてきた 。
『わあ〜 !めっちゃ美味しそう !!!!』
優太「いただきます !」
『いただきます』
スルッと麺を啜れば 、香る蕎麦の匂い 。
『やっぱ美味し ♡♡』
優太「だろ !蕎麦はまじ最高だから !」
『うん !岸くんありがとう !!』
優太「あ 、このあとどっか行かない ?」
『行く !』
優太「どこ行く ?」
『サーティーワン !』
優太「また食うのかよ !」
『いいじゃん !サーティーワン美味しいし !!』
優太「俺の財布 ……… (シクシク」
『ごちそうさまでした !岸くん行こ !!』
優太「おい !ちょっと !!」
でも 、なんだかんだ奢ってくれた岸くんでした 。
優太「俺の福沢諭吉が ………… 」
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。