第32話

才能zero〜w
496
2021/02/23 00:55


『 はぁ〜、 どうしよ〜、 』
組織委員会さんから
コンセプトや条件、国立の間取り?
みたいなのが諸々含めて送られてきた。
その中での条件。
・日本の和を演出し、世界に
日本の文化を魅せる
・日本国民の記憶に残る舞台にする
・日本での放送(NHK・日本テレビ)での
視聴率を合計100%を目指す。
・競技場での観戦者を圧倒する演出を行う
・オリンピックのコンセプト
「 平和を目指す 」という表現も入れる

いやいやいやいや、
難しすぎる!!!全部!!!!
(特にむずいの3つ目!!!)

裕衣 「 お疲れ、コト☕️ 」
『 あ、ありがと、』
裕衣 「 わぁ、文字がいっぱい 」←

『 演出は思い浮かぶんだけど…
インパクトのあること… 』
出演者でインパクトか…
自分なんかじゃダメだ、もっと凄い人を…


裕衣 「 あ、裕貴、滝沢くんから 」
📞 『 もしもし? 』
📞 滝沢秀明 「 zeroの取材受けれる?
余裕ないなら、断るけど、 」
📞 『 大丈夫、行くよ、 』


私は日テレに向かってすぐに
取材?インタビューが始まった、
櫻井翔 「 今回のプライチ特別編ゲスト、
ジャニーズJr.の小原裕貴さんです、
今回はよろしくお願いします 」
『 よろしくお願いします、』
櫻井翔 「 緊張してる?(笑) 」
『 はい、(苦笑) 櫻井くんもスーツだし、
自分もこんな服装で、部屋も凄いので 』
櫻井翔 「 いつもの裕貴でいいよ(笑) 」
『 わかりました(笑) 』
櫻井翔 「 今回、東京オリンピック・
パラリンピックの開会式総合演出に
まずは就任おめでとうございます 」
『 ありがとうございます😊 』
櫻井翔 「 最初聞いた時、どんな気持ちに
なった??? 」
『 どうして?って言うのと、
光栄って言う気持ちと、色んな気持ちが
入り混じって、わけわかんなかったです 』
『 国家の重責をこんな子供が
背負っていいのかと、(苦笑)
野村萬斎さんが私を推薦してくれたのも
もちろん嬉しいし、何より、それを
承認してくれた方がいるっていうのも
これから頑張る糧になりますし 』
櫻井翔 「 今、どんな心境? 」
『 今日、コンセプトなどなど、
書類全般が届いたんですけど、
現実味を帯びてきて、緊張してます 』
櫻井翔 「 嵐もさ松潤がコンサート
やる時に、演出が難しいって言ってたの
前の国立とは違って、客席も広いし、
アイディアが中々浮かばないって 」
『 そうなんですね、』
櫻井翔 「 去年コロナがあってさ、
11月くらいにワクチンが開発されて、
俺らのコンサートはリアルの会場で出来た
から本当に良かったよね 」

(そういう設定にします!すいません! )
『 オリンピックも開催できますしね 』
櫻井翔 「 アイディアは浮かんでるの? 」
『 浮かんでます、けど、
誰を起用するかと、インパクトのある
イベントを開会式で起こしたいと思ってて
けど、それがイマイチ…って感じです(笑) 』
櫻井翔 「 アイディアは今日コンセプト
渡されて浮かぶんだ 」
『 まぁ、こうできたらな〜みたいな
やりたい事の希望みたいな感じだけど 』
櫻井翔 「 あのね、うちの事務所の話に
なるけどさ、ジャニーさんね、
オリンピックの演出をするのが夢だったの 」
櫻井翔 「 だから、うちの事務所の
代表として裕貴が選ばれたのが
本当に良かったなって俺は思ってる 」
『 私もそれを聞いて本当に光栄だなと 』
櫻井翔 「 世間の反応とか、見た?
周りになんか反応してくれた人とか 」
『 世間の方は本当に優しいなって言う
印象を受けました。ファンの方からも
速達でのファンレターが沢山来て、
" 自慢の推し "って言ってくれて、 』
『 本当に恵まれてるなって、
事務所だと滝沢くんに才能を発揮できる
はずだから頑張ってって言われて、
あとですね、東山さんと光一くんから
激励していただきまして、』
櫻井翔 「 え!?ほんとう??? 」
『 はい。いつでも頼っていいよって事と
裕貴の無限の想像力を最大限に
発揮して頑張って下さいという連絡が
来て、感動しました 』
櫻井翔 「 へぇ……、そっか 」
櫻井翔 「 他には、? 」
『 あの、天皇皇后両陛下から、
総理を通して、ご伝言を事務所宛に
頂きまして、内容は詳しくは言えないん
ですけど、期待していますと言って頂いて 』
櫻井翔 「 あら、え、どう思った? 」
『 もう、1日で人生変わる感じですよ、
蟻んこだった自分が急に神になる感じ 』
櫻井翔 「 例えが独特ww 」
櫻井翔 「 でも言ってる事はよくわかる
緊張するよね、」
『 はい、 』
櫻井翔 「 藤島?って人もいるんだよね
うちの事務所なんだ、 」
『 まぁ、裏方から1人サブで
来てくれたみたいで、本当に優しくて 』
櫻井翔 「 へぇ…、」
櫻井翔 「 なんかこれからの決意とか
見てくれてる皆さんにメッセージとか
あったら、是非言って 」
『 …本当にこの仕事を受けたからには
全身全霊でやる覚悟でやりますので、
皆さんの記憶に焼き付けられるような
一生の思い出の中で光り続けるような
そんな開会式に必ずしますので、
未熟ではありますが、どうぞ宜しく
お願いします 』


取材は終わった。
櫻井翔 「 裕貴、うちの松潤とかも
頼っていいからね??? 」
『 ありがとうございます、!! 』


頑張らなきゃなぁ………

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