第19話

☪* 一ノ瀬真冬 ☪*
332
2018/03/13 02:21
貴)ただいま〜

真)遅かったな...って
どうしたんだよ、その血!

亮)真冬が言ってた人数より
多くいたぞ

真)とりあえず中に入れ!!
人が来たらやばい

亮)おう

それから私達は車に乗り家に帰った

ーリビングー

貴)今更だけどさ
全員殺って大丈夫だった?

亮)え!今更かよ、

真)あぁ、それなら大丈夫だよ
人が増えてるかもしれないって
言ってたからね

貴)なら、いいんだけど
私達は目撃者も殺らなきゃいけないし
どのみち殺るけど

亮)それはまぁしょうがないな(笑)

真)まぁとりあえず今は休め

貴)そうするよ

亮)寝るのか?

貴)私は寝れないから音楽聞いてる

亮)そっ、じゃあ俺は寝るよ

貴)おやすみ

ガチャッ

真)どうだった?

貴)白夜?

真)そそ

貴)なかなかじゃないかな
まぁ私よりはあれだけど(笑)

真)いいペアになりそうだね

貴)そうだといいんだけど

真)素直じゃないな(笑)

貴)素直だよ?(笑)

真)まぁでも、これでお母さんも
ホッとしてるんじゃない?

貴)なんでママ?

真)だって、あなたのお母さんは
中3の時にはパートナーいたみたいだし

貴)それは、パパの前の人?

真)...そうだね

貴)お兄さんか

真)別れもきっと大切な物だけど
パートナーを死なせない事も
大切な事だからね

貴)...うん、

真)まぁ、そんな事わかってるか

貴)そうだね、(笑)

真)俺はあなたをどんな事が
あっても守るから

貴)告白みたい(笑)

真)違うわ(笑)
守らないとあなたのお母さんに
怒られちゃうからな(笑)

貴)そうだね(笑)
まふさんはもう戻ってこないの?

真)俺はあなたのサポートでいいよ

貴)そっか〜
私はまふさんとやるのも
楽しかったけどな

真)それはありがたい(笑)

貴)まふさんも休んで?
私なら大丈夫だから
心配してくれてるんでしょ?

真)バレてた?(笑)
あなたは仕事の後1人になるの
好きじゃないだろ?

貴)まふさんと話して
楽になったから大丈夫だよ
明日もあるんだから今は休んで?

真)じゃあそうするよ、
なんかあったら起こしてね

貴)ありがとう
おやすみ

真)おやすみ

ガチャッ

貴)ふぅ...

私が小学校に上がった時、お母さんが
紹介してくれた人がまふさんだった
お兄ちゃんがいなかった私はお兄ちゃんが
出来たみたいですっごく嬉しかった

5年生の時、初めての仕事を終えてから
1人になった私のパートナーになって
中3まで一緒に仕事をしていた

まふさんなかなか強いんだよ?(笑)

ガチャッ

貴)あ、亮介おはよ

もうそんな時間か、過去を思い出してたら
いつの間にか朝日がのぼり
みんなが起きる時間になってたみたい

亮)はよ、

貴)起きてくるなんて珍しいね(笑)

亮)たまたまだよ(笑)

貴)ご飯作るよ

亮)作れるんだ

貴)一応女子だよ?
そんくらいできますがな(笑)

亮)そっか(笑)
じゃあ頼むわ

貴)任せて

過去のお話はまた今度ね

プリ小説オーディオドラマ