第10話

☪* マスター ☪*
382
2018/03/09 08:30
ー警察庁本部ー


貴)久しぶりに来るね、

真)あなたは久しぶりだな
俺は定期的に来てるけど

貴)じゃあ行こうか、

私達は裏社会の人間だから表の玄関からは
出入りしちゃダメだから裏口からね

コンコンッ

真)一ノ瀬です

『入れ』

ガチャッ

私達は部屋に入ると重々しい空気の中
マスターに話をきりだした

貴)お久しぶりでございます

『そんなに気を使わなくてもいいぞ』

貴)それでは、少し崩させてもらいますね

『あぁ、それで今日はどうしたんだ?』

貴)単刀直入に聞きます
白夜とはなんなのですか?

『もう会ったのか』

真)ご存知なのですか?

『あぁ、私が雇った輝夜姫のパートナーだ』

貴)それはどうしてですか?

『君の力は素晴らしい物だ
ただ、これからターゲットの人数が
増えるかもしれない
その時、君一人では負担が大きすぎる
だから私が白夜を雇ったのだよ』

貴)それでは、私は彼を信用しても
いいのですね?
彼が裏切り者という事はないのですね

『それはない
万が一そんな事があったら
輝夜姫、君がトドメを刺せばいい』

貴)そうですか、
わかりました

『用はそれだけか?』

貴)はい、そうです

真)それでは失礼します

ガチャッ

貴)はぁ、

真)大丈夫か?

貴)大丈夫だよ?
にしてもね、突然すぎるわ

ー家ー

それから家に着くと
私は異変に気付いた

貴)ん、靴が増えてる
それに人の気配

真)なんでだ?

貴)まさか、

私は急いでリビングに走った

ガチャッ

貴)やっぱり、

真)どうしたんだよ、って、!

リビングにいたのは...

亮)おかえり〜

白夜だった...

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