第19話

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2020/02/19 13:39







side:大西







あれから1週間。特に進展なし。………は?


いや挨拶はするようになったんやけど


女子力なんたらには一切触れない。


なんなん、連絡先交換したかっただけ?


今頃僕の連絡先が回ってるんやろか、、、。


教室移動の数学を受けながらボーッとする。


そんな時、ぱちっと川崎さんと目があった。






































『…、、、』



川崎「?(ニコニコ)」
























































…普通に外見は可愛いねんなあ、。


女子って感じするけど。中身がないらしい。


そんなニコニコする川崎さんのことをさすがに


無視するわけにもいかず少し笑っといた。


まあ僕も一応アイドルやから????♡


そんなこんなで授業が終わった。

























































『ふぅ、、、(体を伸ばす)』



川崎「大西くん大西くん!」



『え、あ、川崎さん。どうかしたん?』



川崎「大西くんさっきの笑顔やで!!!」



『…え?』



川崎「さっきの笑顔めっちゃ良かった!!
最近元気なかったからどうしたんかなって
思ったけど、、、あ、でもおせっかいか、
よく言われんねん私!なんかごめんな!(笑)
それはそうと話しかけたのには色々t、、、」



『う、うん、、、』














































この子コミュ力やばない?????


これ一呼吸とかみんな信じられる???


川崎さんが言いたいことをまとめると


僕が最近元気がなかった。→


今女子力の話をするのは迷惑ではないか。→


少し落ち着いてからにしよう!って感じ。


気遣い出来る時点でもう女子やと思うねんけど。
















































川崎「で、早速今日から弟子として
学んでいきたいと思います!!!!!!」



『弟子、、、?』



川崎「はい!よろしくお願いします師匠!」



『え、ちょ、ちょっと待って?
僕師匠って言うほど持ってへんよ?!』



伊藤「ええねんええねん!
ハンカチとか料理とかメイクとか
基本的なこと教えてくれればええから!」



川崎「お願いします師匠!」



『はあ、、、…まあ、出来ることは
やってみるけど師匠呼びは…嫌や』



川崎「んー、じゃあ、"おおにっちゃん"!」



『…』



伊藤「お、可愛い。
ネーミングセンスだけは褒めたる」



川崎「意味わからん!(笑)
これからよろしくね!おおにっちゃん!」



『…スパルタやからちゃんとついてきてや?』



川崎「きゃー怖そう!!」











































ファンの子や大ちゃんに普段"おおにっちゃん"


って呼び慣れてるはずなんやけど、、、なんで?


なんで僕の心臓こんなうるさいねん、、、。










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