1時間くらい経って、寝室に戻ると
なーくんは俺の声が聞こえないくらいになっていた。
部屋に入ると、ちょうど空イキしたとこだった。
ガクガクと腰を揺らして。
これで何回目なんだろうか。
トンっと、肩に手を置くと
肩をちょっと触っただけでなーくんは空イキした。
すご…
てか可愛い…
おれが目隠しを外すと、泣いていたのか、目元が赤くなっていた。
そう言って、ポケットに入っていたバイブとローターのスイッチをオフにした。
なーくんは落ち着かせるように息を整えている。
後ろで縛っていた紐を解くと、手首にうっすら跡がついていた。
なんか、申し訳なく思う反面、今のなーくんがエロすぎて我慢できない気持ちもある。
なーくんはだいぶ落ち着いてきたのか、俺と目を合わせるように、椅子に座り直した。
そう言って、なーくんは俺の頭を撫でた。
これじゃどっちが彼氏かわかんない。
そこからは、朝まで本番をして、2人で眠った。
もうお仕置きプレイは、したくないかな。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。