皆さんどうも、こんにちは。
すとぷりのるぅとです。
今日は莉犬くんとデートしてます。
ん?デート?
僕の中ではね!
実は、僕は莉犬くんのことが好きで…
メンバーもそれを知ってるんだけど。
今日は莉犬くんに告白しようと思いまして。
そりゃ、男が好きなんて、気持ち悪かもしれないけど…
莉犬くんに引かれてもいい!
でも、気待ちは伝えたいなって思って…
横でルンルン気分で歩いてる莉犬くん。
すごく可愛いです。天使。
でも莉犬くんがルンルンなのもしょうがないですよ。
だって今いるの、遊園地ですから。
さっきから4回くらいジェットコースター乗ってるんですが…酔わないのかな?
そう言って、僕の手を引いて走る莉犬くん。
可愛いなぁ。
それから僕達は、お化け屋敷やシューティングゲームなど色んなことをした。
閉園時間まであとちょっとしかない。
けど、今日は最後に乗りたいものがあった。
莉犬くんはまた、僕の手を握って観覧車まで行った。
なんでそんなにナチュラルに手を繋げるんだろう…
観覧車のスタッフさんに声をかけて、2人で乗り込んだ。
どんどん上へ上がっていく観覧車の中で、外を眺めていた。
もう夜だったこともあって、外はライトで綺麗に光っていた。
もうすぐ1番上につく。
…今しかないよね。
息を吸って、吐いて。
僕は口を開いた。
告白した時、俯いてしまったせいで、顔を上げるタイミングがわからなくなってしまった。
今、莉犬くん…
どんな顔してるの?
ちょっと経っても莉犬くんが喋らないから
僕は思いきって顔を上げた。
そこには
顔を赤くして泣いている莉犬くんがいた。
なんで泣いてるの…?
そんなに気持ち悪かったかな…?
莉犬くんの口から出た言葉を
僕はしばらく上手く飲み込めずにいた。
莉犬くんも、僕のこと…好き?
僕は莉犬くんに近寄った。
頬に手を置いて、目を見つめると
自然と、莉犬くんと目が合う。
気づいたら、キスしてた。
莉犬くんが赤面して泣いてるのが、可愛くて
勢いでキスしていた。
帰ったら、みんなに連絡しよう。
今まで僕達のこと1番近くで見守ってくれてたのは、すとぷりのメンバーだから。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!