第2話

ジェルなな お仕置 2
10,407
2019/08/25 13:05
俺はさとみくんから受け取ったものをポケットに隠して、なーくんとるぅとくんがいる部屋に戻った。


なーくんは相変わらず…るぅとくんと楽しそうにゲームをしていた。


ジェル
ジェル
なーくん、もうそろそろ帰りましょ
ななもり
ななもり
え〜まだゲームしたい…
駄々をこねるなーくんの片腕を掴み
ジェル
ジェル
家に帰ってから一緒にゲームしよ?
そう言って、なーくんの腕を引き、さとみくんの家を出た。



家に着き、ソファに2人で座る。

帰り道も、帰ってからも、ずっと俺は無言だった。
ななもり
ななもり
…ジェルくん、なんか怒ってる?
ジェル
ジェル
別に怒ってないですよ
ななもり
ななもり
うそ。だって帰り道も今も、目、合わせてくれない…
ジェル
ジェル
…なーくん

ドサッと音を立ててなーくんをソファに押し倒す。

なーくんは何が起きたのか分からない顔をしていたけど、俺はそのまま話を続けた。
ジェル
ジェル
なーくんは、なんで俺が怒ってるのか分かってないんだ?
ななもり
ななもり
ジェル
ジェル
…わかった。寝室、いこ?

俺はまた、なーくんの腕を引いて寝室へ入った。

そして、寝室にある椅子になーくんを座らせた。
ジェル
ジェル
なんで俺、怒ってると思う?
ななもり
ななもり
わ、わかんない…
教えてよ。直すから…

わかんない、か…


俺はさとみくんから受け取ったものをカバンから取り出して、なーくんに使った。

なーくんの手首を縛って、それを椅子に括り付ける。

目には目隠しを。

ななもり
ななもり
な、なにこれ…?
ジェルくん…怖い…!
ジェル
ジェル
…なーくんが気づかないから悪いんだよ?

さとみくんはなんでこんなもの持ってるんだよ…

渡された茶色の袋から出てきたのは…


ローターやバイブ、媚薬…

とにかく色んなアダルトグッズ。


…そういえばころちゃんにやったって言ってたっけ。
なーくんの服を脱がし、裸にした。
部屋は冷房が効いていて、裸になると、ひんやりとした冷たい風がなーくんの肌にあたる。

それにびっくりしたのか、なーくんはビクッと肩を揺らした。


俺は取り出した2つのロータを、なーくんの胸に近づけた。
ななもり
ななもり
ぁ、…う…っ

触れるか触れないかくらいの位置でローターを動かして刺激を与える。

時々出てくるなーくんの小さい甘い声が、静かな部屋に響く。


俺はローターのスイッチを切って
そのローターをなーくんの胸にテープで付けた。

そして、後ろの穴…部屋にあったローションで軽く濡らして、割と太めのバイブを挿れた。
ななもり
ななもり
は、ぁ……なに、これぇ…、

俺はなーくんの声に答えることなく、無言で進める。

媚薬を飲ませようと、無理やり口をこじ開けて、飲ませようとするが、なかなか飲まない。

仕方ないから、俺は自分の口に媚薬を入れ
口移しで飲ませた。

ごくん、と音が鳴ったのを確認して、口を離した。
ななもり
ななもり
な、に…飲ませたの…?
怖い…!ねぇ、ジェルくんっ…何か言ってぇ…

なーくんは、目隠しの下では泣いてるんだろうか。

肩が時々震えていた。


罪悪感に駆られながらも、俺は手に持っていた、ローターとバイブのスイッチを入れた。

もちろんMAXで。
ななもり
ななもり
ひっ、いやあぁ…なに、これぇ…!!あ、ぁう、やだやだ、こわいぃ…!!
ジェル
ジェル
なーくん、これはお仕置なんだよ。
なんで俺が怒ってるのか、ちゃんと考えてね。
俺はそう言いながら、なーくんのソレに、リボンを括り付ける。

よし、これでイけない。
ななもり
ななもり
は、ぅあ…やだ…イ、けないいぃ…!
止めてぇ…!!

なーくんの必死な懇願を流して、俺は部屋を出ようとドアに向かった。
ジェル
ジェル
じゃあ、なーくん。
俺作業しないといけないからさ、イイコで待っててね
部屋を出て、ドアの前で立ち止まると
中から何度も俺の名前を呼んでいた。

うわ…これ罪悪感すごいかも。


ごめんね、なーくん。

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