第20話

さとみ総受け 猫化 3
9,098
2019/08/26 08:19
さとみside


さとみ
さとみ
んにゃ……
どのくらい眠っていたのだろうか、少し重だるい体を持ち上げて…


なんか、俺が寝るときには絶対持ってないものが追加されている。


毛布、ぬいぐるみ…

猫耳は……まだある。
さとみ
さとみ
りいぬ…
俺は重たい体を持ち上げて、目を擦りながら莉犬を探した。
さとみ
さとみ
莉犬〜
あれ、まだ来てないのかな…
そう思って、もう1回ソファに座った。

すると、玄関からドアの開く音が聞こえた。


莉犬…かな?
さとみ
さとみ
りいぬ…?
リビングのドアから顔だけ出して、玄関を確認する。

すると、莉犬…だけじゃなく、他のメンバー全員がいた。
ジェル
ジェル
あ、さとみくんおはよ〜
さとみ
さとみ
にゃ…なんで、ジェル…みんなまで?
莉犬
莉犬
俺が写真送ったらみんなが来るって言うから〜
さとみ
さとみ
写真?
莉犬が見せてくれた写真には、ソファで丸まって眠る俺の姿が。
さとみ
さとみ
な、なんだよこれ…!
消せ消せ!
莉犬
莉犬
え〜嫌だよ〜…
可愛いもん。
ななもり
ななもり
ねぇさとみくん…これ、本当に生えてるの?
さとみ
さとみ
え?
なーくんがじりじりと寄ってきて、いつの間にかソファへと追い込まれていた。

ぼふっとソファに倒れ込む。

それをいいことになーくんは耳やしっぽを触り始めた。
ななもり
ななもり
わああぁぁ!!
すごい!!もふもふ〜!
さとみ
さとみ
ひっ…ぅ、
や、あんまり、触んないで…!
俺がそう言っても、なーくんは聞こえてないのか、ずっと触り続けている。
さとみ
さとみ
んぅ…っ、や、
やだぁ……っも、触んな…っ!
ジェル
ジェル
さとみくん?
耳触ってるだけだよ〜?
ころん
ころん
そんなに喘いじゃってさぁ…
莉犬
莉犬
可愛すぎなんだけど
さとみ
さとみ
ん、ちがっ…ぅ…!
耳としっぽの付け根…
猫にとっての性感帯はそこなのだ。

なーくんがさっきからずっと耳触るから…
るぅと
るぅと
さとみくん…誘ってるんですか?
ななもり
ななもり
ほら、しっぽも触ってあげるからさ
なーくんも猫が好きならこのくらい知ってるはず。

分かってて触ってんのか…


気づけば周りにみんなが集まって、みんなして耳やしっぽを触ってくる。
さとみ
さとみ
ふぁ…、しっぽっ、やだっ…!
体が小さくなって、声も少し高くなっているのか、自分じゃない声のように聞こえる。
さとみ
さとみ
いやっ、やぁ…やだあぁ…!
きもち、よすぎてっ、しぬ…!!
みんなから触られて、声を我慢しようも、我慢できない。
さとみ
さとみ
ふ、にゃ…ぁ…っ、
やぁ……っ!も、むり……、!
ころんの服にしがみついて、声を我慢しようとしても、どうしても出てしまう。
ころん
ころん
なになにー?しがみついちゃってさぁ
るぅと
るぅと
しかも、今「にゃあ」って言いましたね
ななもり
ななもり
あは、可愛いね。
さとみくん
なーくんが耳元で囁いて、ふーっと息を吹きかける。

体がゾワゾワして、気持ちいい…

もう、何も…考えられない
さとみ
さとみ
ね、おねが…ぃ……っ、
も、と…気持ちよくっ…して……?
みんなの顔を見上げると、
「待ってました」という顔で
ななもり
ななもり
もちろん
ジェル
ジェル
トんじゃうくらい気持ちよくしてあげる…
莉犬
莉犬
覚悟してね?


2日くらいは歩けないかも…

なんて考えながら、5人に体を委ねた。

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