私は生まれてくる時普通で元気な女の子の赤ちゃんだった。
その時はしっかりと目も見えていたし、耳も聞こえていた。ある日の出来事がなかったら。
そのある日の出来事とは私の母が二重人格。だからもう一人の母が私を叩いたりいろいろしたんだって、私の父はいない。母を捨てたらしい。これは私が入っていた施設の人に聞いた。母は自ら警察に行って自首したんだって、その後私は病院に運ばれたらしい
私はその後元気になって退院した。親がいないから施設に預けられた。でもそこからが悲劇だった。
施設に入ったらみんなにいじめられた。施設の大人の人にもいじめられた。けど手話とか口の動きなど教えてくれた。けど優しかった時は教えてくれた時だけだった。
私が施設に入った時は小学1年生。だから学校に行っていた。学校でもいじめられた。もちろん先生にも。学校では、悪口とかだったけど高学年になると悪口どころではなかった。
学校から施設に帰ると施設でもいじめられる。私は帰ってきたらいつも宿題をする。でも他の子はお菓子を食べている。みんな「美味しい!」とか言って食べている。私は貰ったことがないのに
宿題が終わると、いつもどこかの草むしりをする。施設の人が連れてきて「ここ綺麗にしといてね!草残ってたら今日のご飯なしだから!」と言っていつもどこかに行ってしまう。目が見えないとわかっていながら草むしりをさせられた。
それを1年生からやっていてもちろん最初の頃、草が残っていた。だからご飯抜きで施設の中にも入れてくれなかった。いつも学校から帰っては、宿題し、草むしりをするということを中学2年までやっていた。
中3になると私は受験勉強したいから草むしりは、したくないと言った。もちろん怒られた。3時間も。そして正座して聞いていた。足が痺れて立つ時しんどかった。
そしてなんとか受験勉強して、〇〇〇〇高校に行ける。なぜその高校選んだかって?それは知っている人がいないから。そしたら私へのいじめがないと思っていた。
でもそれは憶測だった。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。