テオside
声だけが取り柄の牛糞野郎の音声がブチッと切れた。
え??へ???
じんたん今「あんっ」って?
気持ちいい要素あった?
力むと喘ぎ声みたいになるの?
え、
縛られるの快感とか??
口ではそう言ってるけど、なんかハァハァしてて息荒いし。
無理やり首捻ってじんたんの顔を見たら、やっぱり若干顔赤いし、、
でもとりあえず、ここからでなくちゃ。
こりゃ確実になにかおかしい。
かわいいんだけども。
何が気持ちいいの?
いやちょっと嬉しいとか思ってないから!
いやちょっと嬉しいとか思ってないから!
んふっ
いやちょっと嬉しいとか思ってないから!
待て待て待てィ
たとえじんたんが我慢できたとしてもだな、俺が耐えられないから!
理性崩れ落ちてゆくから!
さざ波の如く!!
俺は後ろに縛られた手でその紐を探す。
すると確かに1本どこに繋がってるかわからないやつがあった。
かるーくクイッと引っ張った。
待って。
かわいくね?
なんだこの最高すぎるシチュエーション
俺がテンポよく少しずつボタンの方に動いていく。
声近い近い近い
エッロエッロ
やばじんたんエッロエッロ
声エロ
声がエロ
シチュエーションがまずエロい
じんたんの存在がエロ
やっばい勃った
カッコつけていい感じにフォローするけどね、俺勃ってるの、ごめんじんたん
え?じんたんなんか残念そう??
気のせいだよな。
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あかん…平然を保つのももう限界や
(突然の関西弁)
だってだめでしょ
じんたんって感じるとこんな、こんなえっろい
声だすの?
えっちとかしたらもうやばi
俺もうだめ、ビンビン
え…?
俺の背中で相方がイくのか……
どうせなら正面から見たかっt(((殴
じんたんが恥ずかしそうな声で答える
これ以上じんたんの喘ぎ声聞いたら俺の俺も苦しくなっちゃうから、できるだけ声を聞かないように耳を外の世界からシャットダウンした。
聞くなよ、自分を強く持て寺島。
聞くなよ、絶対聞くなよ!!
何があっても聞くんじゃねえぞ!!
聞いてもおたぁぁぁぁぁぁ
じんたんイッたぁぁぁぁぁ
勃ちすぎて痛い
アソコがスタンディングオーべーション!
シュゥン( 'ω')
俺とじんたんを縛っていたものが全て解除された。
そしてボタンのあった壁がスっと開いた。
いやそれな!!
じゃなくて…
じんたんは半泣きで顔真っ赤にして怒っている。
ここまでかわいいじんたん見れたのはこのクソ野郎のお陰だけど←
そして2人でその部屋を出た。
外は意外と広くて、出口には大きな門まであった。
じんたんが門を出て歩き出した時だった。
門の影から全身真っ黒で仮面を被った男が出てきた。
めちゃくちゃカチンときたが、確かにじんたんは死ぬほど可愛かった。
軽く舌打ちをして、
俺たちは握手を交わした。
あいつ…何者なんだろ…
目元はなんつーか、、チベットスナギツネ…?
まあいいや!今日は素晴らしい一日だった!!
おわり
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作者
ごめんなさいふざけました。。
テストなうでやけくそになって作りました。
ほんまにごめんなさいふざけまくりました。
あと長々しくなってしまい申し訳ないです
終わり方も雑ですみません笑
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。