『莉犬くん…ところんじゃん』
り「なにしてんのー?」
こ「え待って待って待って」
『あ?』
る「厳つ!w」
こ「えなんで僕は呼び捨てなの?!」
『なんとなく』
り「で何してんの?」
『ん?立たされてる』
る「あなたちゃんがよく喋るからですよお〜」
『てへっ(´>∀<`)ゝ』
り「え,あ,そうなの?!w」
『うんぴえん越えてぱおん言うてたら立たされた』
こ「ぱおんてw」
る「ころちゃん達はなにしてたの?」
り「ん?俺ら?俺らはね〜……」
こ「サボり♡」
『わぁきっしょ♡』
こ「は?」
『え?』
り「どっちもどっちだよ」
こ「まぁいいや!じゃあさ………」
こ「屋上行こ?(小声)」
『良いと思いますころんパイセン!』
る「えぇ……w」
り「大丈夫だよ俺もしょっちゅう行ってるし」
る「でも閉まってるんじゃないの?」
こ「閉まってるのはねー」
『中に誰か先客が居るんだよ』
こ「なんでおまw今僕が言おうとしてたのに〜w」
る「え,屋上って中から鍵閉めれるの?!」
『そうだよ〜』
り「まぁ閉まってたら屋上の前の階段で話そ〜」
『いやそんなことしなくても大丈夫よ〜』
こ「え,なんで?」
『だって私鍵持ってるもん』
チャラッ
『ほら』
り「あなたちゃん!一生ついて行きます!」
『あ,うん,敬え』
こ「よっしゃ行くぞお〜!」
―屋上前―
『はー着いた着いた』
り「いっぱい話そ〜」
こ「ふぁ〜……僕寝る」
る「えぇwじゃあ僕も話す!」
『うぇーい』
り「うん早く開けて?」
『あ,はーい』
ガチャガチャガチャ
『あ誰か先客居る』
こ「まぁいーじゃん!」
『はいはいw』
ガチャッ
ギイィィィイ……
る「えめっちゃ古そうな音じゃん……」
『んー?誰も居ないんじゃない?』
トコトコトコ…
キョロキョロ……
『わあ!…びっ………くりしたぁ』
り「え俺あなたちゃんにびっくりしたんだけど()」
こ「誰か居たのー?」
『仲良しさんが居た』
る「仲良しさん?」
トコトコトコ…
ヒョコッ(角からお顔出してるよ)
る「わ本当だw仲良しさんだw」
り「えなになにー?」
こ「え僕も行く」
トコトコトコ…
ヒョコッ(角から)
り「あ本当だw」
こ「ぷっwふふふふw」
る「ふふふw」
『この3人仲良しなんだねw』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!