第5話

5,遅刻
1,506
2020/03/23 01:17
『ふぅ……良い?るぅとくん』


る「なんですか?」


『裏切りはなしだよ?』


る「教室の扉の前からどう裏切るんですかw」


『いやいやもしかしたら,るぅとくんが私のせいにするかもじゃん()』


る「えぇ?僕ってそんなに疑いやすいんですか?」


『んーまぁまぁまぁまぁw』


ガラガラッッ


??「お前らぁ!!」


「『びっっっっっ………くりしたぁ………』」


『もーう…扉はもっと静かに開けましょ…チラッ…あ』


る「……あっ……w…」


鬼「お前ら…遅刻しておいてよく教室の前でそんなに仲良くしてられんなぁ…!」


鬼「じゃあ仲良しのお前らは……仲良く放課後居残りな」


うわぁーん…


吹き出しが鬼山先生の鬼,で段々鬼のように見えてきた……


鬼「早く席つけー」


『はーいっ!!』


クラスメイト「クスクス…なんでそんなに元気なのw」


る「本当ですよw」


『だって!居残りとかThe・青春!って感じするじゃん✨✨』


クラスメイト「そう?w」


鬼「それ以上話すと減点な」


『ぴえん…』


『超えてぱおん』


る「何言ってんのw」


『だから,ぴえん超えてぱおんや言うとんねん』


る「なんか象みたいですねw」


『酷い!こんなか弱い乙女のことをそんな風に言うのねッ?!』


鬼「ニコニコ…」


る「あっ………」


鬼「お前らよく喋るなぁニコニコ」


『先生もですけどね(ボソッ)』


鬼「はい2人とも廊下行けー」


る「えっなんで僕もなんですか?!」


鬼「連帯責任☆」


る「なんてことしてくれるんですかあなたちゃん……」


『てへっ♡』


ガラガラッ…ピシャンッ


『ねねねね屋上行こっ』


る「駄目ですよお」


『大丈夫だって!私いつも行ってるし!』


る「だからぁ駄目だってばぁ!」


<鬼「廊下に!居るんだぞ」


る「は,はいぃ…」


<鬼「あと,森谷ぁ!(あなたさんの苗字)」


『はーい』


<鬼「お前,屋上にいつも行ってる…ってどういう事だ?」


『……………………てへっ』


<鬼「後で職員室な」


クラスメイト「www」


私のアオハル生活は…


る「あなたちゃんって…ヤンキーなんですか?」


『いーや?』


超楽しいことだらけです!!✨


る「絶対ヤンキーじゃん……」


??「あれっ?」


??「あなたじゃん!」


る「??………」


『あ!!』


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