あなたside







  そんなある日。











  ジンさんから電話がかかってきた。











  ご飯のお誘い？それともショッピング？











  私はだいぶ浮かれてた。











  ジンさんからの電話。







  早速でないと。

















ジン      ヨボセヨ？あなた？









あなた   ジンさん！！
                声が聞けて良かったです！
                今日はどこにお出かけですか？
                私、明日休みですよ〜
                だから












ジン   あなたごめん。
           もう会えない。
           自分勝手なことだって分かってる。
           だけど










あなた  バレたんですか？
               なら別れないんですか？
               










ジン  あなたごめん。 
         別れることはない。
         実は嫁に赤











  ジンさんがいうことなんてだいたい分かってた





  でも何とか繋ぎ止めたい。










  せっかくこれまで繋げて来たんだ。










  ここで終わりなんてダメだよ。

あなた  ジンさん1回だけ会いませんか？？
               会ってお話しましょ
               










ジン  あなた あなた
          もうダメなんだ










あなた お願いです。
               これが最後です。












  自分でも何を言ってるのか分からなかった。











  最後ですって












  とりあえず会わなくちゃ












ジン  最後。
         じゃあこれが最後にしよう。
         いつもよりいいところで食べようか。











あなた はい！
               ありがとうございます！
               楽しみにしてます。











  何とか繋ぎ止めた




  問題は
会ってからだよね。