黒木は職員室にいた…どうやら若草先生の机を捜索しているらしい…
少々イラつき気味で灰岐は言う。だが黒木は気にしないで続けた
少しして黒木の前に2人の容疑者、隅田校長先生と雇われ警備員 米田 良が連れてこられた。
黒木が選んだのは校長室だった…隅田校長先生は何故か少し怯えているようにも見えた
確かにその紙は次回行う予定の展覧会に関する書類だった…印も新しく押されたものに見えた。そのような紙が10枚ほどある…
同席していた灰岐は何もわからなかった…だが一つだけ…黒木はよく校長の体を見ていたなと…思った
そう思ってるうちに次の米田が連れてこられた
なぜそんなことを聞くのか…そう思った。死体発見場所はもちろん現場保存で把握できるようにチョークで詳しい位置をつけるからだ…そんなこと気にせずに黒木は続けた
米田は一礼すると校長室を出ていった…灰岐はどうしても気になり黒木に尋ねた
黒木は何かを探すようにくまなく調べた…そして黒木は発見してそれを使った…
その頃永世小学校正門…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。