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第49話

消えた? その1 発生
 閉店前のスーパー、人などほとんどいないこの場所に黒木はいた。彼の手にはメモがある
黒木
黒木
鶏肉を買って次は…と
 何故彼がこんなことをしているのか、それは1時間前のこと
白城
明日は用事がありまして、買い物に行けないんですよ。なので今日のうちに買い物をしてくれませんか?
黒木
黒木
私がですか?
白城
ええ、そうでしょう。小学生が1人で夜、外を歩いて危険ではないわけないじゃないですか。買う物はメモしてありますので、お願いしますよ
というわけで人生で数回程しか訪れてないスーパーに足を運ぶ羽目になったのだ。もうすぐ閉店、買うものをさっさと買って帰ろうとしていた…しかし、事件は起きる
被害者
ど…泥棒!
黒木
黒木
何っ…!
 何と黒木の目の前で強盗が発生したのだ。幸い一本道、追いかけるのに難はないだろう。黒木はすぐさま追いかける。しかし、犯人もなかなかすばしっこく追いかける前に出口にある曲がり角を曲がった。続いて黒木も曲がった…その時だった
黒木
黒木
!!!!!これは…犯人がいない!
 なんと、曲がり角の先に犯人がいないのだ!まさか自分以外にこのような芸当ができる人間がいるとは思わなかった黒木は驚いた。しかし、直ぐに冷静になり近くにいた店員にわけを話して入口を封鎖してもらうことにした。いくらなんでももう外に出てることは無いだろうと踏んだからだ。そして店内にいる人達全員に集まってもらった。買い物をしていた客は被害者を入れて4人。店員が2人という状況だった
黒木
黒木
店員2人ですか。閉店前だからこんなものなのだろうか
店員
いいえ…いつもは閉店前でももう2人はいるんですが、今日に限っては人数が少なくて
黒木
黒木
ふぅん、なるほど。では防犯カメラの映像を見させて頂きたいのですが
店員
先程から気になるのですがあなたは一体誰なんでしょうか?警察ですか…?
黒木
黒木
私ですか?申し遅れました。死神探偵の黒木 有と申します
 その場にいる人達が驚いた。実は黒木の顔と名前は本人の希望により警察が秘匿にしているが、死神探偵という2つ名はテレビでも数多くの報道陣が既に報じていたのだ
店員
は…初めて見た。あなたが死神探偵さんですか!
黒木
黒木
好きでこの2つ名を名乗ろうとする人間はいないでしょうからね。では改めまして…防犯カメラの映像を見させてもらってもよろしいですか?