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第17話

助手探偵 白城 佳奈?その4 言うこと
翌朝…私が学校に行った時には他のクラスメイトはみんな集まっていました。それで言わなかったのは私に聞いてほしいからと…後に語ってくれました。彼は今回の事件について全てを語りました…クラスの女子達からの人気がなくなり…クラスでの立場も危うくなることを分かっていても…それを表すかのように彼はこう続けました
紅榿 圭哉(小戸田 圭哉)
…俺は初めから立場も…人気も要らなかった。ただただ…妹を助けたかった……なのに俺は…その立場と人気を利用しちまった。幻滅だよな…。そうさ、俺には人気者も、リーダーも向いてないんだ。…なんか今も偉そうに言っちまってるな、ははは……ごめん
その話を聞いている間クラスは沈黙を保っていた……この話をどこかで彼は聞いているのだろうか。…そして彼はクラスを出ていった…その後の彼は何をしてでも妹を助けたいという兄としてかっこいい一面を放ったことから逆に人気が高まったという…そんなこと今の私達は知りませんが。そして英子に呼ばれ彼女の席の前に行った
英子
あ…あなた本当にやってのけるとは思いませんでしたわ。…どうやって彼を説得したの?
白城
…ただ…真実を彼の前で言っただけです
英子
…探偵みたいだわね、白城さん
彼女から初めて名前を呼ばれた…その後はクラスの大勢から名前で呼ばれるようになって言った…そうなった時の感想ですか?…嬉しいですかね…
黒木さんが入ってきていつもの授業は始まった…ドアの前で聞いていたのかもしれない、だって授業時間30分も使ったしね……
放課後、小戸田君に私は呼ばれて事件を解決したあのベンチに向かった…彼は先に座っていた。結局彼は最後まで授業全部に出なかった…その隣に私は座りました…そして彼は語り出しました
紅榿 圭哉(小戸田 圭哉)
今回のこと…母さんにも言ったんだ…もちろん怒られた。…でもそのあと抱きしめてくれたよ。苦しいくらいだったけど…その中でまた俺は泣いていた。…親父がクズだったから今まで忘れていたけど……母さんの"アイジョウ"ってモノを…大きく感じた。…こうなったのもお前のお陰かもな…ありがとう
白城
いえ…私はただ務めを果たしただけです
紅榿 圭哉(小戸田 圭哉)
…お前探偵みたいだよな
白城
……シャーロック・ホームズで言えば…私はワトソン…ですかね
紅榿 圭哉(小戸田 圭哉)
ほーむず?わとそん?なんだそれ?
その時私は少し笑っていたらしい
白城
それはヒミツです。
そして彼女は帰路に着いたよ…俺?俺は小戸田。ここだけナレーションさせてくれ。その背中はとにかくとても綺麗だった…そしてなんでかな、また泣けてきた。夕日の光が目に入っちゃったかな、ははは。…俺はその時もう…いじめはやめようって…俺は思った

助手探偵編 Fin