ここは永世小学生…夜なのに警察がいてとても騒がしい…
彼らは警部と刑事のバディである。都庁に務めているものの二人とも頭は良くない。警部の方は灰岐 豪、見ての通りの熱血系だ…刑事の方は漏田 留生、生粋のめんどくさがり屋である…なんでこのような2人が刑事になれるのか…世も末である
今は11月…灰岐の言い分は最もである…
窓枠に黒木は座っていた…警部も誰も入ったことに気が付かなかった。
黒木が差し出した名刺は黒い紙に白い文字で"死神探偵 黒木 有"それと携帯電話の連絡先があった。背景には死神の絵とかなり凝っている…
そう言って黒木は灰岐警部に携帯を差し出した…灰岐は不思議そうにその携帯を受け取った
黒木は警視正と友好があったのだ…警視正は話を続ける
電話は切られた…灰岐警部も思わず固まっていた…黒木は灰岐から渡された携帯を黙って受け取った…
(今回は長め、読んでくれてありがとう)
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!