ここは永世小学生…ここにいる子供達が永遠に世に尽くせるような存在になれるようにと付けられた名前である…ここに1人の小学6年生がいた…彼女はとても頭がいい…今は登校中のようだ
今日も登校中にも関わらず彼女はいじめられる
言ってしまえば小学生がよくやるくだらないものである…だが頭がよかったとしても小学生の彼女は心に深いダメージを受けていた
人前では決して泣かない強い女の子だった…しかしもう限界だった…
そんな彼女の目の前を…黒いコートを纏った男が通った…見たことのない人であった
言ってしまえばかっこよかった。だがそれ以上の不思議な魅力があった…白城はいけないと分かっていてもその男の後を追うことにした。
少し進んで彼は白井のクラスの担任の先生である若草に招かれて校長室に入っていった
更に疑惑が大きくなった彼女は校長室をこっそり外から覗いた
思わず白城は驚いてしまった…無理もない、突然の担任の変更、それに新任の先生がかの東大に100人生徒を合格させた先生なら尚更だ。そんな彼女を気にせずに話は続く
彼女はその男の名前を覚え自分の教室に向かった…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!