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第30話

間違い その4 捜査②
警視庁に戻り取り調べる人物の選別を始めた2人…その作業から数十分後のこと…
黒木
黒木
終わりましたが…
白城
減ったのは数千人程度…何万人もいるんじゃああまり変わりませんね…
2人はため息をついた…だが、そんなことしてる暇なんてない…。黒木は取調べを始めた…長い長い取調べだった…。そんな取調べ2日目の昼…今度の取調べの相手は灰岐警部だった…
黒木
黒木
どうぞ、おかけください
灰岐 警部
失礼します…。何だか不思議ですね…いつもなら逆ですが
黒木
黒木
…灰岐警部、そんなに固くしないでください…前から思ってましたが…
灰岐 警部
けど、警視正のお知り合いに…
黒木
黒木
…誰の知り合いであっても警部は警部です。警部らしい言葉で話してください
灰岐 警部
…そうか。なら…言葉に甘えさせてもらおう。黒木…
黒木
黒木
…その方があなたらしいです。早速ですが聞きましょう…まずは警部の名前を
灰岐 警部
おう…俺は灰岐 豪だ
黒木
黒木
なるほど…何故あそこの刑務所に?
灰岐 警部
俺の担当した事件の被疑者があの刑務所にいたんだ…どうしてっかなって気になってな…
黒木
黒木
お名前を教えて貰っても…?
灰岐は黒木にその受刑者の名を告げた…。実際にいた受刑者だった。そして黒木は続ける…
黒木
黒木
なるほど…取調べは以上です
灰岐 警部
えっ!?早くないか!?
黒木
黒木
人の嘘ホントは顔を見たら分かります…特に灰岐警部のような方でしたら直ぐにね…。あなたは嘘をついていない、大丈夫…私はそう判断します
白城
灰岐警部…
灰岐 警部
…そうだな、取調べまだ沢山あるんだったな…。頑張れよ
そう言って灰岐警部は部屋から出た…。
そこからまたしばらくして…同じ日の夜、今度は漏田刑事から話を聞くことに…
黒木
黒木
なんの為お名前を…
漏田刑事
自分はこういうものっす
そう言って漏田刑事は警察手帳を見せた…
黒木
黒木
…できれば口頭でお伝え頂くと嬉しいのですが
漏田刑事
あ、申し訳ないっす。つい癖で
黒木
黒木
癖ねぇ…
漏田刑事
自分は漏田 留生っす
黒木
黒木
何をしに刑務所へ…?
漏田刑事
あそこには仲のいい受刑者さんがいたので会いに行ってたっす
黒木
黒木
…その方の名前は?
漏田刑事は名前を告げた…実際に居る人ではあったが黒木は気になることがあった…しかし聞くことではなかったために黒木は漏田刑事を帰した…。続けて黒木が語る
黒木
黒木
…嘘か本当か…わからないですね
白城
え…?というと
黒木
黒木
…完璧なポーカーフェイスです…あそこまで完璧だと…
白城
……
三日目の夜にしてようやく全員の取調べが終わった。気分を変えるために黒木らは探偵事務所に帰ったようだ…そこで黒木が語る
黒木
黒木
はぁー…Nと関係あるような人物は嘘をついてないし…よくわからない事件ですねですやはり何か書いてる途中…
…と、そこに白城が本を持ってやってきた
白城
黒木さん…これおかしいです
黒木
黒木
おかしい…?
白城
ええ…文の内容を見るに右折禁止のとこを右折したってあるんですよ…そんなことするような性格の人が主人公じゃないのに…
黒木
黒木
どれ…ん?これ…右折じゃなくて左折ですよ、ほら…
白城は目を擦った…。そしたら白城も理解したようで
白城
ああ…左折ですね。私も疲れたんですかね…見間違えました
黒木
黒木
はは…私も疲れた時はよく見間違いを……ん……間違い……?
白城
黒木さん…?
黒木
黒木
…あの名前どこかで聞いた事あるんですよね…!あれか…!
黒木はパソコンをカタカタ打った…そしてとある事件の記事を出した…
黒木
黒木
…そういうことですか。だとしたら…
白城
何を…?
黒木
黒木
………
黒木は少し笑っていた…
黒木
黒木
間違い…か。
白城
まさか…
黒木
黒木
この事件の死神を見つけましたよ