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第10話

死神の助手誕生 その3 事件
黒木と白城は白城の住む木造建築の二階建ての家の前にいた…白城は黒木が隣にいるのが分かっていても…震えていた。黒木は大丈夫かと言うように彼女の肩にそっと手を置いた…白城は勇気を持って鍵を開けたするといきなり怒号が飛んできた
白城の父親
おせぇんだよ!!どこをほっつき歩いてたァーーー!!!
ビール瓶が飛んでくる…それを2人は避けて父親らしい人物が玄関に出た
白城の父親
ああ?お前誰だ?なんか用か?
黒木
黒木
こんにちは
白城の父親
ひっ!?
白城の父親は黒木に挨拶をされただけで恐怖を感じた…いつも恐怖を与える側はここで本当の恐怖を体験したのだ……ここまで来ればわかっただろう…そうこの父親は白城に対して虐待をしていたのだ
黒木
黒木
私が用があるのは白城さんというより貴方です…彼女の父親である貴方に…
白城の父親
お…俺に…!?
黒木
黒木
…あなた虐待をしていますね。
白城の父親
な!?なんの証拠があって…
黒木
黒木
白城さんが勇気を持って見せてくれました…背中に酷いくらいの多くの傷やアザがありましたよ
白城の父親
う…
白城の父親は白城に対して"何見せてやがるコノヤロウ"という顔をさりげなくした…だが黒木の目はそれを見逃さなかった
黒木
黒木
人を恐怖で支配する方法を教えてあげましょうか?
白城の父親
え…
黒木は白城の父親にだんだんと近寄っていく…白城の父親はこれ以上にない恐怖を感じた…暴力や言葉で与える恐怖ではない…圧倒的なオーラが…死神のような眼光が…彼に恐怖を与えているのだ。恐怖のあまり彼の腰が抜けた…
白城の父親
たた…た…た…頼む…頼みますい…命…だ…だけは…
白城
眼光と威圧だけでここまでひとは恐怖を味わうんだね…
白城はこれまで父親に恐怖を与えられたことが…バカバカしくなった。
黒木
黒木
命は欲しい?…バカバカしい。虐待は命を落とすことだってある、それをしていた人が命乞い?本当なら…今すぐここで斬って差し上げてもいいんですがね
白城の父親
わ…わか…わかった!け…警察に自首すれば…
黒木
黒木
…まぁ良しとしましょう
白城の父親
わかった…だが最後に娘と話す時間をくれ
黒木
黒木
今更ですか?あまりにも遅すぎる。…まぁ良しとしましょう。私はここで待ちます…
そう言うと白城とその父親は家の中へ入ってった…黒木は外で待つことにした
そして30分が経った…
黒木
黒木
…ん…この匂い…!!焼けてる!!
黒木はドンドン!!とドアを叩く…しかし反応はない…ガチャガチャしても同じだ…カギがかかってる
黒木
黒木
まさか初めからこれが…!!くっ!!!
黒木は苦肉の策で鎌で扉を斬った。そして中に入った…火事だ。木造建築だからか良く燃える
黒木
黒木
返事をしてください!!…ゴホゴホ…
白城
助けて!!!!誰か!!!
黒木
黒木
白城さん!!
白城は無理やり椅子に縛り付けられたらしい…父親はどうやらもう間に合わないようだ
黒木
黒木
くっ…せめて君だけでも…
拘束をとく時間を惜しんだ黒木は椅子ごと白城を外まで運んだ…
火事に関しては隣の住人が異変に気が付き通報してたらしく、黒木が外に出た頃には到着していた。同時に救急車もいた…白城は大事をとって救急車で運ばれた…
黒木
黒木
これで良かったのか…本当に…
死神はそのまま事務所に帰っていくのだった…