『てことで今日から臨時でマネージャーやります、国見あなたです』
よろしくお願いします、と頭を下げると及川先輩がみんなに声をかける
及川「はーい!そういうことだからみんな練習戻って〜!」
及川「あなたちゃんはマネの仕事教えるね〜」
『はい、お願いします!!』
うーん、すっごい視線を感じる、、私今日の昼から視線感じまくって既に穴だらけなんだけど()
まぁ、誰かは分かってるから無視で!☆
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『お疲れ様です〜スポドリどうぞ!』
及川先輩にマネの主な仕事と水道の場所を教えてもらってスポドリを作り終わり、今休憩中のバレー部の方たちに配っているところ
スポドリは私が中学の時に作ってたのと同じにしたから皆さんの口に合うかどうか、、
岩泉「お、センキュ」
松川「ありがとう〜」
花巻「ありがとな」
及川「ありがとう〜!………ん?この味懐かしい!!!」
皆さんの反応を見る限り、味は大丈夫見たいだ。心臓がやっと大人しくなる
でも、一つ気になることが…及川先輩の「この味懐かしい」発言について
懐かしいってなんだ!?!
『及川先輩、懐かしいって……?』
及川「んー?あなたちゃん覚えてないの?」
『え、何がですか』
及川「俺が中3であなたちゃんが中1の時何回かスポドリ作ってくれたの覚えてない?あの味すっごい美味しかったの覚えててさ!」
『あ〜そんなこともあった気が……?』
やばい、完全に覚えてなかったわ←
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。