第3話

*2
3,542
2021/05/01 08:58
『受験の時来て思ったけどやっぱ校舎が大きい…』





国見「うん」






一学年に7,8組クラスがあるためやはり校舎は大きい





絶対迷子案件。








『ねね、英、クラス表見に行こ!』


国見「ちょ、まっ、走んな!」








ーー




『……見えない』





国見「しょうがないよ、人多いし…」









クラス表を見に来てみたものの人が多すぎて全くと言っていいほど見えない





国見「あなたはちょっと離れたとこにいて」



国見「クラス表あなたのも見てくる」





そう言って人混みに入っていく英





そういうところイケメン好き






顔も性格もいいって優良物件すぎませんか???




まあ、誰にもわたす気はないですけど!!()







『誰か知ってる人居ないかなぁ〜』




『ん、あれ』




少し離れたとこに見覚えのあるシルエットを発見。





『金田一、おはよ!』




金田一「お、あなた。」




「はよ」と挨拶を返してくれる彼は中学からの同級生で、英のチームメイトということもあり私の数少ない友達だ





悲しいとか言うなよ!!私が1番分かってるんだから!!!(大声)





金田一「アイツは?」





『今クラス表見に行ってるよ、金田一は何組?』





金田一「俺は5組」





『そうなんだ』







国見「あなた〜クラス表見てきたって、金田一じゃん。はよ」





金田一「おう、はよ」





『英、クラスどうだった?』




国見「大優勝」





英の大優勝という言葉に?を浮かべる金田一と私




国見「俺とあなた、同クラだった」









この後嬉しすぎて発狂したのは言うまでもない













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