─ くにみ side─
入学して1週間ぐらいの時かな。
誰もいない場所見つけるために校舎をずっとウロウロしてたら
部室の方からすごいやばい声が聞こえた。
最初は通り過ぎる…というか離れようとしたけど、その声がどこかで聞いたことある声で。
ちょっと覗いて見たら……あなたの下の名前だった。
「うわ、ヤバい奴だ」って思って離れようと思ったけど
目が離せなくて。
興味本位で…近づいた。
これは恋愛じゃない。絶対違う。
これは絶対 いじりたくなるだけのやつ。
金田一にしてるような感じと一緒。
─ 現在 入学して1ヶ月が経った ─
あえて返事しない。
絶対、あなたの下の名前が
で、
なんッッッッッやねんこいつほんまにっっ、!!!
わたくし の顔を見た瞬間、また笑い出すくにみ君。
まじこいつ放課後覚えとけよッ💢












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!