第10話

本番
1,902
2018/02/07 07:20




先「よーい…ピッ!!」



砂埃が舞う。


50m走今は4番目だ。



中「次が〜?」

貴「姫様組〜?」


中、貴「「頑張ってぇ〜!!」」



健人とふざけて姫組を応援する。


勝利ちゃんが私たちの方を見てきて口パクで


佐「(う る さ い)」

と言ってきた。



貴「どっちが勝つとおもう?」


健人に聞いた。

隣の心は前の女子と話しているから私は健人と話している。


健人は女子からガン見されてるけど←


中「俺は勝利にかける〜」


えー!


貴「私は聡なんだけど!」


聡は普通に個々では強いかんなぁ

その上に運動神経がとてもいい。



貴「まぁ、結果は今から見れますけど!!」



私たちは次の走者に目を向けた。


Bグループからは歓声があがる。


G組は賭けをしているため男子は勝利ちゃんを応援していた。



貴「ひー!鼓膜破れる!!」

私は耳を抑えた。

先「よーい!ピッ!」



さすが陸上部フォームが完璧。


中「おっ?おっ?おっ?」


これはまさかのぉ〜?


貴、健「同時にゴール!!!!!」



これは予想外〜



そして結果が出た。


先「佐藤勝利…7.6」


キャァァァァァァァア!!!!!←



いちいちうるせぇなぁ!!!!!


先「松島聡…7.5」



キャァァァァァァァア!!!!!


貴「おっ!聡勝ったァァァ!」


私は健人の方を見て


貴「この賭けは私の勝ちね〜!」

と機嫌よく行った。




健人は笑いながら「あなた様すごーい笑」と言っていた。






********





そして9番目の人が走り出した。



先「10番目の人達は前に出て〜」



その瞬間Bグループにはまた歓声が上がった。


G組の女子は私に賭けているからとにかく歓声を上げていた←


あとは多分健人だな。チッ←←


心「私文化部だから…遅れちゃう…」


心は心配そうにしていた。


貴「大丈夫だよ。心、絵上手じゃん?」


心「えっ?」



私が肩を叩いた瞬間


先「行きますよ〜」



やべ、並ばな!←




貴「っしゃぁい!学年一位は私のものだァ!!」



先「よーい…ピッ!」


クラウチングスタートは私得意だから!





よし。


健人は少し後ろにいるのが分かる。




貴「ゴールっ!!!!!」




っしゃい!!


最速で行けた気がする!!!!!





中「お前…ハァ………はやすぎ…ハァ」



ふはは!!!!!


貴「せんせー!?記録!記録!」


先生に急かすようにきいた。




先「まずは中島健人〜7.5」


キャァァァァァァァア!!!!!



うるさっ!ほんと耳に悪い…





先「次、広瀬あなた〜」














何秒かな?

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