設定:
テオくんとあなたは付き合っている
あなたとじんたんはおさななじみ
テオくんとじんたんは友達
じんたん side
応援しなきゃ
だけど、
何かがもやもやする…
俺はずっとあなたのことが好きだった。
でも、あなたの視界に俺はいなくて…
ずっと好きだって気持ちを隠してた。
そんなとき、ある出来事が起こった。
友達に聞かれたんだ。
゛じんたんって、まだあなたのこと好きなの?゛って。
俺は うん って答えたよ。
そしたらさ、友達が
って言ったんだ。
俺は何年も何年も隠してきたから、
゛嫌だ゛って言った。
でも、友達は
ってのり気で。 まるで自分が勝てるかのように。
次の日になって、俺は逃げ回った。
でも、結局つかまって、あなたの前につれていかれた。
俺は告白なんて嫌だったから、たわいない話をして、また逃げた。
でも、友達は言ったんだ。
って言ったけど、友達は聞いてくれなかった。
結局、あなたに俺の気持ちがばれた。
そこで俺、思ったんだ。
あなたのことは忘れよう。
もう恋なんてしちゃいけないんだ。 って
数年後、あなたはテオくんと付き合った。
テオくんは俺の友達。
俺の中であなたを好きって気持ちにはかぎがかけられてた。
俺はテオくんと仲がよかったし、素直に祝福した。
でも、なぜかあなたに名前を呼ばれるたびに
ドキっとしてしまう。
じん なんて言わないで。
藤枝 でいいんだよ。
そう思いながらも、少しうれしいと思ってしまう自分がいた。
また好きになってはいけない。
そう思って、あなたへの気持ちを
好きじゃない から
嫌い に変えた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!