走って岩の上に着いた
そこには既に汐恩が待っていた
見上げればそこにはもう星が光っていた
1面に光っていて凄く綺麗だった
2人で岩の上に座り見上げる星は
今まで見た星の中で1番輝いていた
汐恩と視線が交わる
私が伝えたかった事と同じことを汐恩が言っている………。
そんな事実が受け入れられない
嬉しすぎるよ…。
私は喉から声を絞り出して気持ちを伝えた
伝えた気持ちが溶けてしまう前に私は汐恩に思いっきり抱きついた
そのままよろけて私たちは海の中へ落ちてしまった
ぶはっと海から顔を出せば
なんて呆れ顔の汐恩
頭を撫でてくれる優しい手
そのまま口にキスをした
なんて思ってたのもつかの間
あっという間に顎に手を当てられ
汐恩からキスをされた
なんて顔を赤らめて笑うから
私もほほ笑んだ
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
なんて大笑いした、
ほんとに私たちらしいね笑
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈第2章end
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。