𓆡𓆜𓇼𓈒~Summer~
あの戦いの日以降特に何も無く
私たちは高校生初めての夏を迎えた
大体毎日朝、jo1の誰かしらが家の前にいて
その人と登校するという流れだったので
ノゾとの登校は久しぶりだ
こっちの方とはもちろん彼氏のこと
ノゾはバイト先のイケメン先輩に恋をしたらしい
「ふっはっはー!」と笑い出すノゾ
これは、、もしや?
実際、よく分からないのだ
誰が好きとか
多分好きな人はいる、、うん
たまにどうしようもなく胸が苦しくなったりするし
これが病気じゃなかったら多分恋なんだろう
でもあんまりよく分からない結局
いつか
わかる日が来るのだろうか
"恋"というものを
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
その後、ノゾと彼氏がどうやって付き合うことになったのかという事を沢山聞かされ
なんとか学校に着いた
毎年のように聞かされる
夏休みの注意事項を左から右に流していく
はぁ夏休みか
ノゾと遊びにでも行くか、!
豆に呼ばれるなんて珍しい
確か隣のクラスだったよね
私のクラスの入口の方に立っていた
よく聞いたところ豆のおじいちゃんが海の近くの家に住んでいて
何日かお泊まりに来いという事らしい
結局明日の朝9時に豆の家集合となった
楽しみだな
いや、まてまて
あの男子の中に女子1人、
さすがに辛い辛い、、
ノゾでも誘うか…
彼氏とデートするとその後しっかり断られました。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈NEXT
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!